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臨床医学 自作まとめ

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学んだ臨床医学について、主にCBTレベルでざっくりとまとめた記事
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#法医学

法医学 法医中毒学

中毒とは、化学物質による生体機能障害 薬物と毒物薬物 生体の恒常性の維持機構の障害を直す…

神坂
4年前
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法医学 死亡診断書・死体検案書

死亡を医学的・法律的に証明する書類 死因統計にも使われる 死亡診断書:自ら診療管理下にあ…

神坂
4年前
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法医学 遺伝形質による個人識別

指紋万人不同・終生不変であるため個人識別に向いている 胎生5か月頃から形成開始し、出生前に…

神坂
4年前
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法医学 形態による個人識別

年齢推定指標幼児~20歳ごろまで 骨化中心が出現 歯の石灰化、萌出時期が年齢推定に用いられる…

神坂
4年前
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法医学 個人識別概論2 骨について

白骨脊椎動物の死体が長期間放置され、腐食や風化が進み骨格だけが残された状態 骨は歯に次い…

神坂
4年前
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法医学 個人識別 概論

個人識別生体、死体あるいは死体の一部がだれであるかを決定すること 身元不明な人を対象とす…

神坂
4年前
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法医学 歯科所見による個人識別

歯科所見が有用な理由歯牙は人体で最も硬い組織である(モース硬度でエナメル質6~7度、象牙質4~5度) 同じ歯科所見の人間はいない(万人不同) 歯科記録は保存されている・・・日本は特に歯科受診率が世界一といわれている 歯科的個人識別三大資料①デンタルチャート 歯科治療痕や歯牙の有無、特徴所見を所定用紙に記載したもの ②口腔内写真 実際の画像としての記録 ③X線画像 肉眼で観察できない歯根や歯槽骨の状態が確認できる 歯の構成乳歯列:20本 永久歯列:28~32本 永久歯

法医学 内因性急死

内因性急死とは、生前の経過から予測のできない死である 原因疾患は多彩 異状死の中で最も取…

神坂
4年前
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法医学 異常環境死~焼死編~

熱傷分類湯傷→熱い液体や蒸気 火炎熱傷→火炎で直接 接触熱傷→高温固体との接触 輻射熱傷→…

神坂
4年前
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法医学 周産期障害

母体の障害異常妊娠、異常分娩などは産科学領域なのでここではふれない 妊産婦死亡 妊娠中~…

神坂
4年前
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法医学 溺死・水中死体

溺死の定義気道内に異物である液体を吸引したことによる窒息死 メカニズム窒息:気道内に侵入…

神坂
4年前
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救急医学 脳死

脳死脳がその機能を不可逆的に喪失した状態 特に大脳、小脳、脳幹を含む全脳が機能停止した状…

神坂
4年前
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法医学 窒息

定義生体に不可欠な酸素の取り込みと二酸化炭素の排出が阻害され、肺呼吸に障害が生じた状態 …

神坂
4年前
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法医学 頭部外傷

頭部外傷の診断は 被害者の傷害の責任の所在を解明するための資料提供が主な役割となる 直接診療した臨床医に法医学的判断を求められる 損傷の種類閉鎖性損傷:頭皮下出血       帽状腱膜下出血       骨膜下出血 開放性出血:挫創       切創       刺創       割創 など 頭部外傷分類限局性頭部外傷:頭皮挫創         頭皮裂創         陥凹骨折 全般性頭部外傷:頭蓋底線状骨折         頭蓋円蓋部線状骨折         脳