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仕事の管理は大事です。ですが度を超えると良いことはありません。

仕事においてのマネジメントというのは、「人・物・金」の管理というのが大まかな仕事です。その中で難しいのが人の管理と言われていて、人には感情がありますし、それぞれの価値観で物事を判断しますので、なかなか難しいのが現状ではないでしょうか。当然のことですが、私もマネジメントには苦労している人間で、様々な書籍等を読んで勉強はしていますが、なかなかうまく行かず、


自分の能力不足を痛感しているというのが現状です。



私は経営者ではありませんので、マネジメントをする立場でもあり、マネジメントをされる立場でもあります。こういう構図でお仕事をしている人がほとんどだと思います。それはなぜかと言いますと、これはもう昔から言われていることですし、組織である以上仕方のないことといえばそうなってしまうのですが、理由というのは明確で、


責任の権限というのが曖昧であるからです。



その問題に対して、現状ではDAO(分散型自立組織)というのが本格化されているとの話もありますが、DAOについては、私自身がまだまだ勉強不足ですので、間違った情報を無責任にお話するわけにも生きませんので、今回はこれには触れずに、問題点だけをお話していきたいと思います。
先程も挙げましたが、マネジメントをしていく時に難しいのは人の管理です。ですがそこを管理していかなければ組織は上手く行かないわけですが、やり方によっては、余計に上手くいかなくなるわけです。
これは本当にマネジメントする側のやり方に左右されてしまうもので、やり方というよりは、


その人の性格に大きく左右されてしまうことになるわけです。



もちろん仕事の管理をする時に、どんな仕事であってもお金が関わって来るわけであって、仕事をしている方は、お金の動きが見えていないだけで、仕事をしている以上、お金が関わっていないという現状というのはないわけです。ですのでマネジメントする人間はそこを意識して管理していかなければならないわけです。しかしながら、どの企業においても「マネジメントとは」というような研修が行われているわけではなく、ましてやいち個人が志を高くして、そのことを学ぼうとする人ばかりではありませんので、


それぞれの責任性と価値観でマネジメントが行われることになるわけです。



この責任性と価値観というのは、残念ながらその人の性格に紐付くことが大きくなります。簡単に言いますと、人によって管理の仕方が違うわけです。ですのでいい上司悪い上司という判断というのは、話を突き詰めていくと、


甘い上司と厳しい上司になるわけです。



残念ながら、このことを大前提で物事を話していかなければ、ほとんどの会社というのは説明できなくなります。もちろんこれは私は育成の専門家ではありませんので個人的な見解です。あくまでも私の経験上の話だと思ってもらえたら有難いです。小さい会社であればあるほど、これが現実だと思ったほうが良いです。
管理する側が感情だとすると、管理される側も感情なわけです。その時に理解して行かなければいけないのは、


管理も度が過ぎると、聞かなくなるということです。



例えば、なにか指示を出したとします。指示を出された側は指示を受けているので、そのことはわかっているわけです。ですが指示した側は心配なのか信用していないのか、同じことを何度も指示したとします。そうすると指示された側は、「何度も同じことを言われる。信用されていない」となってしまうわけです。これって子供の時も同じことをやられてるんですね。


「宿題やったの?」


ここで多くの皆さんは、「いまやろうと思っているのに、言われなくてもわかってる」となると思います。もちろん仕事ですから心配なのは当たり前なんです。ですが何度も同じことを言われたら、自分に置き換えたら嫌だと思います。管理をするならば期日を決めたほうがいいです。その期日は完成する期日ではなくて、


自分がいつ確認するというのを明確にしてしまえば良いんです。



その期日までにアクションがなく、何も進んでないのなら介入しなければいけないことです。ようはマネジメントというのは、「自分はこういうふうに進めていくよ」と伝えることであって、


仕事を指示するのがマネジメントではないということは、頭の中に入れといたほうが良いと思います。

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