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仕事においての忘れたは、軽く考えてはいけません

人の記憶というのは曖昧です。いくら記憶力が良いといったとしても、確実に全てを覚えていると言ったらそうではありません。基本的に人間は忘れてしまうということが前提になります。その前提の中で、人は自分で忘れないような努力をするわけです。結論から言いますと、


その努力をしていない時点で、仕事をする気がないという判断をされても仕方がありません。



特に仕事においての忘れたと言うことに対して、あまり大げさに考えてない人もいるのですが、そのこと自体が甘い考えであって、ほとんどの場合、一度聞いているのにも関わらずに、覚えてない。忘れてしまったということが起こりようなものなら、


それは確実に信用を失うことになります。


基本的に忘れた方に絶対的な責任が生じます。なので忘れた事実に対して、きちんとした反省や謝罪の意を見せなければいけません。ですので忘れている事実が判明した時点で、忘れた側がきちんと謝罪をすれば、そこで大きな問題にはならないのですが、こういう場合によくあるパターンというのが、


「そんなのは聞いてない」という、自分を守ろうとする態度です。


これって本当に多いんです。そんなことは言ってない。そんなことは聞いてない。言った言わないの水掛け論と言うのは、こういう所が発端になるわけです。特に人の上に立つ人間がこれをやってしまうと、


もう一瞬で不信感を持たれる結果にしかなりません。


だいたい途中で自分に否があるということを気づきます。そしてだいたい似たような言い訳を言ってしまいます。本当に常套句かよと思うくらい何度も聞いているのですが、その言葉が、


「忘れてた」です。


この一言で済まされます。ですが言われた側は、忘れてたと言われて、「はい。そうですか」で済むわけがありません。その考え方の軽さは命取りにしかならず、謝ってるうちにも入りません。こういう方というのは、本当にことの重大性がわかってないというわけです。ことの重大性が分かっているなら、忘れないようにする方法を講じるわけです。人間関係は信用問題ですから、


失った信用は簡単には変えることなんて出来ないんです。



絶対に忘れないことは出来ません。忘れる可能性が高いわけです。その時は素直に自分の非を認めて、きちんとした謝罪をして、目に見える形での忘れない努力をする。仕事においての信頼は、こういうことの積み重ねなんではないのかなと思います。もし自分のクセで「聞いてない」と言ってしまう方は、


もう一度自分の中でしっかりと考えてから発言した方がいいと思います。



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