とものり

緩和ケア病棟の現役看護師です。 20年以上の看護師経験から得た知見を、不安を抱えた患者…

とものり

緩和ケア病棟の現役看護師です。 20年以上の看護師経験から得た知見を、不安を抱えた患者さんやそのご家族の心のサポートに活用したいと考えこのnoteを開設しました。宮城県仙台市出身で、東北弁混じりの素朴さを感じさせるトークには定評あり。

最近の記事

具体的な看護サービス提供内容について

明けましておめでとうございます。 今年も皆様にとって、笑顔の多い充実した一年となりますように。 私の活動が少しでも皆様のお役に立てることがありましたら幸いです、 今年もどうぞ宜しくお願いいたします。 さて、本日は「どんなサービスを提供しているのか具体的に教えてほしい」というお問合せを頂きましたので、少し具体例を挙げてみたいと思います。 一般の方と、医療従事者(学生含む)両方から気軽にご相談を受け付けていますのでお気軽にどうぞ。 ■お問合せ内容例: ▽一般の方向けサポート

    • カスタムメイドの緩和ケア

      久しぶりの投稿となりました、応援してくださっている方々、 いつも本当にありがとうございます。 コロナに負けずに活動を継続していきますので宜しくお願い致します。 緩和ケアとは?  緩和ケアとは苦痛を取り除いたり、軽減するケアのこと。 がんによる痛みをコントロールしたり、不安定になった気持ちが整うように寄り添うことがケアの中心になるので生活の質の向上が見込めるものです。 がんを患ってる方はもちろん、患者さんを支えるご家族など全てが 緩和ケアの対象です。  厚労省は「がん対

      • 人工呼吸器をつけていても、散歩にでかけよう。

        記事をご覧いただきましてありがとうございます。現在、緩和ケア病棟で勤務しています看護師で”とものり”と申します。 この日々、看護師の仕事をしていて感じているのは、医療・介護サービスのなかにはチームの看護師だから出来るケアと、看護の知識があれば看護師じゃなくても出来るケアがあります。 例えば人工呼吸器。肺や心臓の機能が不安定な時期には入院し絶えず看護師などによる観察やケアが続くためチームでの関わりが必要です。 しかし安定し慢性化してくると、絶えず看護師などが必要とは言えず、

        • 医療・介護保険には無い、新しいオーダーメイド看護サービスの展望。

          記事をご覧いただきましてありがとうございます。現在、緩和ケア病棟で勤務しています看護師で”とものり”と申します。 私自身、過去に難病により10年以上の闘病生活を経て他界した妹を介護する家族のサポートをした経験や、本業での日々の業務から、最期を迎える方やその家族の気持ちに寄り添い、深く共感し支える新たなサービスの提供が必要ではないかと感じてきたことから、これまで現場で得た知見を活用し不安を抱えた患者さんやそのご家族の一助になれたらという気持ちでnoteを開設しました。 ――

        具体的な看護サービス提供内容について