カントレ【精神科医の管理職トレーニング】

自律したチームを創るための最新心理学に基づいたマネジメントのコツを、精神科医が管理職に…

カントレ【精神科医の管理職トレーニング】

自律したチームを創るための最新心理学に基づいたマネジメントのコツを、精神科医が管理職にオンラインでトレーニングします。

最近の記事

眠りが持つ、多彩な顔

睡眠と不安の関係 カルフォルニア大学の研究では、不安障害と睡眠障害には強い相関があることが知られています。https://m.medicalxpress.com/news/2019-11-stressed-max-deep-rewire-anxious.html 研究では睡眠不足状態が不安レベルを30%も増加させる可能性が示されたそうです。被験者のうちで、睡眠不足状態に置かれた健常者群のさらに半数が、不安障害レベル(病的レベル)の不安を示しました。 この研究ではまる2日

    • 会話から対話へ

      http://mi-mollet.com/category/o-hirata 皆さんは平田オリザさんをご存じでしょうか? 劇作家・演出家で、最近は芸術・演劇を応用したコミュニケーション教育の可能性を探っておられます。 彼が、mi-molletに2019年7月から10月まで連載した「22世紀を見る君たちへ」をご紹介します。連載すべてを読むのは少し骨が折れますが、これからの時代のコミュニケーション、コミュニケーション教育・研修を考えるにあたり、大変面白い材料をたくさん提供してくれ

      • 重大なことほど手がつかない本当の理由

        人は後づけのもっともらしい理由を信じていることがしばしばあります。 Use Brainが提案するもう一つの脳の使い方に対して、私たちのデフォルトとなっている脳の使い方を考えると、こんな記事もしっくり来ます。 https://gigazine.net/news/20150902-stop-procrastion-by-understanding-emotions/ こんな中身です。 完全主義者‐あらゆることを完璧にしたいと思うあまり、なかなか目の前のものに手がつかず先延ばしをす

        • 今はまだ、言葉にならない苦しみ

          まだまだ一般には、十分なじみがないかも知れませんが、当事者研究というものがあります。 東大先端科学技術研究センター教授の熊谷先生の次の記事がとても分かりやすいと思います。 http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/415457.html  かつての(そして今も)障害者当事者は、自分自身がしたいことがありながら、社会との間にある障害を前に膝を折り、何が自分をそうさせたのかが分からずにいました。 はたまた、自身が何をしたいのかが分からなくな