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自分の価値は他人の物

みなさん、お疲れ様です!メカともデス!

本日は「自分の価値」について考察して行きたいと思います。
さて、みなさんは「自分の価値」とは何だと思いますか?
人によって自分の価値に対する答えはバラバラです。ただ、お話をさせて頂く上で、カテゴリーを「仕事」に設定させて頂きますね。

カテゴリーを絞らないと、「存在そのものに価値が有る」と言う道徳的価値になりそうですし、宗教みたいに なってしまいますからね。
その為、より具体的に価値について考察する為に あえて「仕事」と言うカテゴリーに絞らせて頂きました。

仕事上で「あなたの価値とは」?

「間違えないように伝票を打ち込む」
「お客様に商品を売る」
「書類作成をする」
「新商品を企画する」

色々な職種があり、価値はやはり人それぞれですよね。
しかし、「自分の価値」に値する仕事に対して、あなたは自らをどう採点しますか?100点ですか?90点ですか?それとも40点でしょうか?

結論から申し上げると、考えるだけ無駄です。
この「自分の価値」を自ら評価すると言う行為は、本当の意味で自らの価値を評価しているのでは無く、自らの存在意義を数値化する事で安心を得たいだけの行為であり、本当の意味での「自分の価値」では無いのです。

自分の価値とは

では、自分の価値とは何でしょう?
毎度おなじみで調べてみました。

調べてみましたが、「価値」を「自分の価値」と言う概念でお話し しようとすると、かなり難しい言葉が出てきます。

価値とは,〈主体の欲求をみたす,客体の性能〉である。すなわち価値とは,第1に,人々の欲求に最終的な基礎をおくものであって,なんらかの神秘的なもの,超経験的なもののうちに基礎をもつものではない。ただし〈欲求〉とは,道徳的,芸術的,宗教的,社会的欲求をふくむあらゆる分野において,あるものを“のぞましい”とする傾向のすべてである。第2に価値とは,このように主体の欲求の相関概念であって,対象自体に内在しているものではない。

「価値とは」から始まるこの解説は、世界大百科事典第2版より抜粋しました。その他、日本大百科全書やデジタル大辞泉等も参考にさせて頂こうとしたのですが、「コレ!」と言う解説が無く、唯一このような解説が一番適してるかな? と思い、この解説を選びました。

選んだは良いが、何言ってるのか良く解らない。

簡単に言い換えれば、

「自分の価値とは、自らが経験の中で評価するモノではなく、他人の欲求を満たすモノ」

と言う事なのでは無いでしょうか。
要するに、自らが課せられた仕事(使命)においての結果が、その仕事を課した人間にとっての欲求を満たす成果物であれば価値が上がる。
と言う事ではないかと思うのです。

俺は、私は会社にとって、この部署にとって 価値ある人間だ!
俺は、私は会社にとって、この部署にとって 価値の無い人間だ!

どちらも、自ら自分の価値を評価しています。
良く捉えようが、悪く捉えようが 結局 自らを評価している事には変わりはなく、全く意味のない事である。と言えます。

自分の評価を上げるには

そうは言っても、自分の評価って上げて行きたいじゃないですか。
それに、自らの評価と他人の評価って違ったりしますよね。

でも、この時に考えてください。自ら自分の評価をしたところで、人に認められる訳でもなければ、何か変わる訳でもありません。
他人が自分の評価をするのだから

どうしたら他人が自分を認めてもらえるのだろうか?

このように考えると、少し違って来ませんか?
人を評価する時、どのように評価しているだろうか?と言う事を冷静に観察し、自分のどのような欲求に対して成果を上げてくれるのか?

それを、他人の評価基準に置き換える訳です。
自分一人で考えなくても良いです。
特に社会人3年未満の方であれば、先輩や、同僚、出来れば上司に直接聞いたって良い。どのような成果物を求めているのか?

よく、「かゆい所に手が届く」なんて言い方がありますよね。
言われた事だけやる人と、コレも必要ではないか?こんな情報も必要ではないか?と予測し、プラスで情報を渡せる。あるいは用意をしておく。

これが「あなたの価値」を上げる方法です。

例をあげましょう。
あなたは営業マンだとします。
お客様に呼ばれて 「これが欲しい」 と言われました。
欲しいと言われた商品「ダケ」を持っていくのではなく
類似する商品、機能は同じでも価格帯で違うモノ
スペックが違うモノを一緒に提案してみます。

すると、お客様には「選択」が生まれます。

言われたから その商品の見積もりを持ってきました。
これは、入社1か月の人でも出来る事なのです。

お客様が何を求めているのか?
そこを考える事によって、より良い提案、お客様の選択権の幅を広げ、あなたの価値は お客様にとっての価値が上がるでしょう。

但し、テクニックとしては提案は「3つ」にしましょう。
このお話はまた別の機会に。

自分の価値を自らが評価したところで、意味などありません。
あなたの評価は他人の物なのです。
その評価のあげ方は、評価を貰いたい人の欲求を満たす成果物を出す事。
これに尽きる訳です。

あなたの評価を上げて行きましょう。
昇進、転職 どちらも進みやすくなるはずです。

考え方の違いで生きやすくなる世界だと思います。
是非お試しアレ!

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最後までご回覧いただき有難うございます。
如何でしたか?
自らの評価は息苦しいものです。
誰かの為に行動する事こそ「自分の評価」
になるのですから。
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