株式会社ディスコ 企業分析

【まず初めに】

初めて、カンテンと申します。
普段は半導体業界でエンジニアとして働いています。
最近はAI需要の高騰などで半導体が注目されていて、半導体関係の企業は学生からみても魅力的な就職先となっているのではないでしょうか。
私自身も、元々自動車業界で働いていましたが、半導体業界の将来性に惹かれて転職をしてきました。

しかしBtoBのメーカーが多く、いまいちどういう会社があるかどうか知らないという方は多いのではないでしょうか。

半導体業界に魅力を持って頂くためにも、
私が転職する際に企業分析した内容をみなさまに共有して、魅力的な業界であるということを知ってもらいたいと思っております。

まずは頭出しとして、株式会社ディスコについて話をさせていただきます。

【株式会社ディスコとは】

半導体製造装置メーカーの大手の会社です。
半導体製造プロセスの後工程に強く、多くの製品でトップシェアを獲得しています。
↓保有製品
ダイシングソー、レーザーソー、グラインダー等、
ディスコ社の装置は以下HPに詳細説明されていますので、ご確認ください。

【ディスコの強み】


半導体のテストカット相談が年間4,000件ほどあり、
業界で一番相談を頂いている企業です。
テストカットには重要な要素として「刃」「機械」「アプリケーション」があり、
顧客の要求を満たす性能を発揮するベストな刃(砥石)機械(装置)を
組み合わせてどう使うか(アプリ)ご提案できる点で、
ディスコは顧客から選ばれてきています。

【ディスコ社の開発スタイル】


カタログ品でもある製造装置を、
顧客要望に合わせて全部カスタマイズして提供するのがディスコの強みです。

【ディスコバリューについて】

ディスコ社では、日々の業務をよりよく/より効率的にするには
どうするか、というのを社員ひとりひとりが考えながら仕事し、
また提案をすることで、今日よりも明日、明日より明後日がよい仕事に
なるようにするという風土があります。

企業としての理念を強く持っている会社です。
採用についてもディスコの理念とのマッチングをものすごく見られる印象があります。
以下にディスコバリューの一部を記載します。(HP流用)

高度なKiru・Kezuru・Migaku技術によって遠い科学を身近な快適につなぐ


「高度なKiru・Kezuru・Migaku技術」は、ディスコのビジネステーマを指します。つまり、ディスコが展開する事業は「切る」「削る」「磨く」という3つの技術の領域から逸脱しないということを表しています。そのビジネステーマを通じて、日々進歩していく科学を人々の暮らしの豊かさや快適に帰結させていくことを、社会的使命(ミッション)としています。あえてローマ字で表記しているのは、それらの分野でディスコの技術が世界標準となり、日本語でそのまま通用するようなレベルを目指すという、強い思いが込められているからです。

【最後に】

ディスコは業界内でも特質的な会社です。
元々は刃物の会社だったため、
カットの技術では他社の追随を許していなく、
圧倒的なシェアを保持しています。
利益率も40%近くだしており、今後も伸び続ける魅力的な会社だと思います。

ただ社長からのトップダウンの経営スタイルとなっていて、社長の理念に添えない人にとっては働き辛い会社であるという口コミをよく見かけます。

ディスコで働きたいと思った方は、
ディスコバリューをしっかりと読み込み理解して、面接に望むことを勧めます。

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