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【バックナンバー】vol.5-1 新米国際協力師、原・延岡の一日のスケジュールは?毎日何をしているの?(原)

今日も元気に9時に起床し(笑)、自宅で仕事に取り組んでいる原貫太です。今の時代、パソコンとネット環境さえあれば、世界中どこでも仕事ができますよね。昨年の夏は、ウガンダ最北部の南スーダン難民居住区にて、パソコンで現地スタッフと仕事をしていました(笑)


さて、定期的に行っているバックナンバー記事の公開。今回は、「vol.5-1 新米国際協力師、原・延岡の一日のスケジュールは?毎日何をしているの?(原)」を再掲します。


…と、バックナンバーに入る前に、昨日ふと芽生えた"気づき"について書かせて下さい。


さっき山手線に乗りながら、すごいことに気づいてしまった。

そもそも、「国際協力を仕事に」という考えが間違っていたんだ。

国際協力って、働き方というよりも"生き方"だ。仕事の時だけ実践していればいいってものではなくて、普段の買い物から情報発信まで、生活の至る所で国際協力を実践する機会がある。

だから、「国際協力は仕事、それ以外が生活」と簡単に切り分けられるものではない。ワークライフバランスではなく、"ワークアズライフ"。国際協力は、この考え方にまさに相応しい分野だ。社会のパラダイムシフトが起こり、様々な職業がアップデートする必要性に迫られている今、「国際協力師」もこの流れに乗らないわけにはいかない。「国際協力師2.0」を名乗ろう。(原貫太のFacebookより)


そう、国際協力って何も、仕事の時間だけ実践していればいいってもんではない。普段の生活の中でも、それを実践する機会はたくさんある。

裏を返せば、「国際協力師」という仕事は、俗に言う「ワーク」と「ライフ」の切り離しが明確になっていない職種かもしれません。だからこそ、一日のスケジュールもイレギュラーが多いし、そして国際協力に関わっていない人には、なかなか見えにくいのかもしれません。


ということで、バックナンバー「vol.5-1 新米国際協力師、原・延岡の一日のスケジュールは?毎日何をしているの?(原)」をお楽しみください!


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vol.1〜vol.4では、


vol.1「そもそも国際協力って何?」 …あたりまえのように使われている「国際協力」という言葉の定義を考え直しました。皆さん、一言で「国際協力」を定義できますか?

vol.2「国際協力の必要性って?なぜ日本の社会問題ではダメなの?」…国際協力に携わる人が一度はぶつかる壁。なぜ日本にも困っている人はたくさんいるのに、海を越えた先の人を助けるのでしょうか?

vol.3「なぜ学生時代に国際協力に携わるのに社会人になると辞める人が多いの?」…大学生の間は学生団体やボランティアとして国際協力に携わるのに、卒業すると全く関係ない分野に就職していく人がほとんどなのはなぜ?大学新卒で国際協力を仕事にしている僕たちだからこそ説得力を持って語り合える内容でした。

vol.4「「国際協力」とか「世界平和」、誰のためにやってますか?」…国際協力は理想の世界を実現するための手段に過ぎないことは合意が取れた。でも、一体それって「誰のため」にやっているのか?


を考えました。かなり深い議論にもなりましたが、共通していたのは「なぜ国際協力をするのか?」を考えることの大切さでしたね。

簡単には答えの見つからない活動だからこそ、国際協力に関わっていれば必ずどこかで迷いや葛藤が生まれます。僕もアフリカで支援活動に携わっていた時に、「現場での難民支援なんてキリがないのでは…」「何のためにアフリカまで来たんだっけ…」と悩む夜がありました。


そんな時にでも、自分が国際協力に携わる目的がしっかりしていれば、軸がブレることはありません。だからこそ皆さん、自分がなぜ国際協力をするのか、"WHY"の部分をしっかりと考え抜きましょう。


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前回までは抽象的な内容も多かったですが、本記事から少しずつ具体的な話も織り交ぜていきます。

ということで、前々から要望をいただいていたテーマをいってみましょう!


原・延岡の一日のスケジュールは?毎日何をして過ごしているの?

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