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初恋の話

こんにちは、こんばんは。牛乳(みるく)です。

結婚して今月で4年を迎えるのですが、未だに思い出す初恋があります。
それは小学4年生の時に同じクラスだったH君への片想い。

正直な話、最初はふざけ半分で友達との会話の流れで名前を上げただけだったんです。
でも、その話が広まってしまっても拒絶することなく、普通にクラスメイトとして接してくれました。

本当に、恋心が芽生えたのはH君が放課後に私の家の近くで遊ぶようになってからでした。

当時、私は母子家庭で、学校から帰った後遊びに出ないように言われていました。こっそり文房具を近くのお店に買いに行くことこそあれど、遊びに出ることはありませんでした。

そんな中、暇で窓から外を眺めていた時、広めの側溝を挟んだ向こう側の広場でH君が別のクラスメイトと遊んでいました。
と言っても、かなり離れていましたし声をかけるのは恥ずかしかったので、ただただ眺めていました。
すると、彼がこちらに気がつき、「○○(私の旧姓)さーん?」と声をかけてきて、側溝を飛び越えて(ここがポイントです!)こちらに来てくれたのです。
少し話したり、私のおもちゃで遊んだりした記憶があります。

その後、私は母の再婚に伴って引っ越したのでH君とは離れてしまいましたが、これだけでも十分楽しく微笑ましい思い出です。

ところが!
数年後、高校生になってこの片想いに続きができるのです!

高校生になり電車通学になった私は、ある日、朝の電車の中でH君を見つけました。
私が乗る駅の次の駅で、同じ車両の違う扉から乗ってきました。
朝の動けるとはいえ混み合った車内、彼のところへ行くのも難しく、当然声をかけることもできません。彼も気づいておらず、ただ私が1人で心の中ではしゃぐだけでした。

とは言いつつも、同じ車両に乗っているので、そうかからないうちに相手も気がつきました。
「あっ」というリアクションで会釈して終わり、かと思いきや。

私が電車を降りる直前、こちらにやってきて「メールして」とメモを渡してきました。
私は嬉しいやら驚くやら、駅から学校までの道中ですぐにメールをしました。

この後、時々メールはするものの、交際に発展することはなく、これも思い返せば微笑ましい想い出となりました。

我ながら、絵に描いたような青春ですね。
H君、今頃どうしてるかな。

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