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約1100万円もらえる!!「韓国の出産奨励金」-Hornet society-

❶韓国では子ども一人当たり1100万円の出産奨励金!

世界的にも異例のペースで少子化が進む韓国で、自治体や企業が思い切った支援策を打ち出しています。
子どもが産まれたら、「1億ウォン(約1100万円)」を支給するとの発表が相次いでされているのです。

韓国政府のアンケート結果では、62.6%が出産の動機付けに「なる」、37.4%が「ならない」と回答し、支持する人が大幅に上回りました。

今後は若い世代向けの住宅供給や雇用対策などにも力を入れる計画だというのです。

韓国では子ども一人当たり1100万円の支給されることも!

❷人口減少は国家を滅ぼす可能性がある!

韓国の政治家や企業の社長は「出生率が低いままだと、韓国は国家存立の危機に瀕してしまう」と考えています。

2023年の韓国での合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数)は0.72(暫定値)で、2022年に1.26だった日本よりも低くなっています。

私も、人口減少こそ日本最大の問題だと考えます。
人口減少は、つぎのようなデメリットがあり、国家を滅ぼす可能性があり、子どもたちの未来が暗いものになってしまうからです。

経済への影響…人口が減ると、国のお金の動きや経済が影響されます。たくさんの人が働かなくなると、国のお金が増えにくくなります。そうすると、国の力や他の国との競争力も下がります。

社会保障と財政への影響…人口減少により、社会保障制度に負担がかかります。高齢者の増加に対応するために、財政支出が増加します。

文化的・社会的影響…人口減少は文化や社会構造にも影響を与えます。家族や地域社会のつながりが弱まることや、若年層の減少による労働力や社会参加の減少などが問題となります。

国際的地位への影響…人口減少は国家の国際的地位にも影響を与えます。人口の減少により、国家の軍事力や経済力が低下し、国際社会での影響力が弱まります。

以上のように、出生率の向上は必ず達成しなくてはならない課題です。
日本の政治家も有効な対策を考えてほしいものですが、男性政治家が多い現状では女性のための政策が乏しく、正直、期待できません。

人口減少こそ日本最大の問題!

❸1100万円の出産奨励金では解決できない

ただ、韓国の1100万円出産奨励金制度では、後々大変なことになると思います。

子ども一人当たり1100万円という巨額な支援を行っていたら、いつか韓国政府が財政危機に陥るでしょう。
そうすると、国際的信用が失墜して経済への影響は免れません。

さらに、子どもを「産んだ人」と「産んでいない人」で不公平感が激しく生じてしまいます。
子どもを産むことを重視しすぎて、育てることを軽視しているように感じます。

子ども育てることが重要視されていないと、結局、子育て女性の負担が増えてしまいます。
それは、子どもにとっても良いことではありません。

❹みんなで子どもを育てる社会にしなければならない!

人口減少はお金で解決する問題ではありません。

「子どもは産んだ親が育てるもの」という意識ではなく、「社会のみんなで育てるもの」という意識をもてる社会にすることが最も重要です。

社会のみんなで育てると、子どもは自己肯定感が高くなります。
それは、みんなが子どもをサポートして、愛情を注いでくれるからです。

そうすると、子どもは自分を大切に思ったり、自信を持ったりするようになります。
新しいことにチャレンジしたり、自分の考えを表現したりするのが上手になります。
また、自己肯定感が高い子どもは、困難なことに立ち向かったり、他の人と協力したりするのも得意です。

私たちの未来のために、社会のみんなで子どもを支えて、大事に育てていくことが大切です。

みんなで子どもを育てる社会




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