中国古典インターネット講義【第12回】『論語』~孔子が語る「仁」と「礼」
諸子百家春秋戦国時代、周王朝はしだいに弱体化し、大小の諸侯の国が乱立して覇を競うようになります。
中でも、秦・楚・燕・斉・韓・趙・魏が「戦国の七雄」と呼ばれ、互いにしのぎを削っていました。
各国は国力強化を図りますが、そうした中、自説を掲げて諸国間を遊説して回る思想家が輩出しました。
彼らの主張は、富国強兵の実用的な方策のみならず、理想の政治のあり方、人としての生き方、宇宙の原理など、ありとあらゆる問題に及びました。
これらの思想家を「諸子百家」と総称しています。『