見出し画像

コロナとか色々あるで

今日は少し前に読んだ本について書こうと思っている。
いつもnoteに投稿する際は、ある程度頭の中で、書く内容についてポイントのようなものを決めて、起承転結で言うところの結を定めたうえで書いていくのだが今日は新たな試みとして、結を考えずに書いていこうと思う。
(実は考えるのが面倒だった。)

さて、早速本題に入るが、本日書くのは先日呼んだ

『インフェルノ』ダン・ブラウン著

という題名の本だ。

トムハンクスが主演で映画にもなっているので御存知の方も多いと思うが、
『ダ・ヴィンチ・コード』などのシリーズものである。

どういった話かと言うと、物凄く端折って書くと、

『世界的に著名な遺伝子学者が、世界を憂いてウイルスをばらまく計画を立てた事を(トムハンクスが)つかんだので、それを阻止するべく奮闘するという話』

である。

ちなみにネタバレになるが(これから本等を見る予定の人は読まない方が良い)結果としてウイルスはばらまかれてしまうという救いの無い結末だったのだが、重要なところはウイルスがばらまかれるかどうかではなく、この遺伝子学者が一体何を憂いていたかというところだ。

彼が憂いていたのは世界の急激な人口増加である。

この作品の中でも書かれているが、世界の人口は1950年あたりから急激に増加した。グラフでいうと垂直に伸びる勢いである。

これはフィクションでは無く現実の話である。実際にWHOのHPなどを見るとグラフを見る事が出来るので、暇な人は見てみると良いと思う。

この作品でも書かれている通り、世界の人口が10億人増加するのに、1950年以前は20万年かかっているのに対して、現在はわずか100年で10億人ずつ増えていく。
このまますすんでいくと2050年には世界の人口は100億人を突破するらしい。

またこの人口爆発のグラフと同じ波形をしているのが、CO2の増加などのグラフだそうだ。

ここまで書いて判ったと思うが、作中で遺伝子学者が憂いていたのは人口増加が及ぼす地球への多大な影響で、更にそれが人間に及ぼす影響である。

結局人口増加が人類(人間以外の生物も含めて)を絶滅に導く一番の要因であると遺伝子学者は考えた。排気ガスがどうのとかみんな言ってるけど結局は爆発的な人口増加が根本要因でしょと。それを直さない限りは何をやったって大した効果出ないよねと。

そこで、彼が世界にまいたウイルスは人を殺すウイルスだと思いきや、そうではない。彼が拡散させたウイルスは人の遺伝子を操作して(変えて)3人に一人子供を産めなくしてしまうウイルスだった。

恐ろしい話だが、このコロナ禍でこれを読むとは・・・と色々と考えさせられてしまった。
コロナが人工的にばらまかれたとは思いたくないが、仮に人工的でないにしても見えざる手といった私達の手の届かない領域から力が働いたのではと勘ぐってしまいたくなってくる。

作中でも書かれているが、誰しも自分が死ぬのは嫌だし近しい人が死ぬのも嫌である。だから何もしないでいると絶滅危惧種は増えていく。

とてつもなく難しい問題である。今のコロナ禍の

経済はまわしたい。

でも誰も病気になりたくないし死にたくない

と同じかもしれない。

ここまで書いてこの投稿の結を考えてなかったコトに思い至る。

だからこんな終わり方をしよう。

「人間はこれまでも様々な難題にぶつかったが、常にそれを乗り越えてきた。だから今回も必ず乗り越えていけると思う。そしてまた輝ける未来が必ず訪れる。それを期待しながら、私はまた新しい次の本を探そうと思う。」

それではごきげんよう~。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?