12月4日、遠野市の学校給食のお米が、勘六縁のお米に。
こんにちは。陽佑です。
前回の裕美氏のブログにありましたが、12月3日は、おとも収穫祭が開催されました。お客さまとしてお越し頂いた皆さま、お忙しい中出店して頂いた皆さま、ありがとうございました。スタッフ、郷土芸能の踊り手として参加した皆さま、お疲れ様でした。若手有志で始めた収穫祭も、今年で9年目を迎えました。町内の方々のたくさんのご協力があってのことです。皆さまに、感謝です。
詳しくは、今週になるかと思いますが、裕美氏のブログをご覧くださいませ。
12月4日、遠野市の学校給食のお米が、勘六縁のお米になりました。
お米づくりを始めた当初から、地元の子供たちに、いつか食べてもらえたらなと思っていたことでした。私たちからの提案ではなく、遠野市の担当の方からお話を頂き、給食センターの方々のご協力もあって実現することができました。
環境にやさしい方法で生産された遠野産の食材を使った給食、というテーマで、私たちのお米と、同じ町内の先輩農家、佐々重農園さんのほうれん草を提供することができました。市内の方と一緒にお仕事できた嬉しさ、子供たちに食べて頂いた嬉しさがあります。皆さま、ありがとうございました。
私たちのお米は、ほとんどが市内ではなく、市外の方にお召し上がり頂いています。そのため、市内の食について知らないことが多く、改めて学んでいきたいと感じる、よい機会となりました。
11月28日、180㎏のお米を給食センターさんへ納品してきました。遠野市内すべての小中学生の給食を、ここで作っています。ちなみに、この日は裕美氏の誕生日。39歳になりました。
翌日29日は、再び給食センターさんへ。どんな風にお米を炊いているのか見学と(事前に検便をして、当日に備えました)、お米の試し炊きの試食もさせて頂きました。
この機械が、お米を炊くものです。
試し炊きのお米が、炊きあがりました。ちなみに、今回はササニシキをお届けしました。
そして、炊き立てのお米を試食させて頂きました。
初めての給食センターさん、帰りの車の中で2人で話したことは、美味しいものを届けたい、食べ物を通して学んでもらえるような給食にしていきたい、私たちのお米も含めて食材たちを大切に扱っていきたいという気持ちを、ご対応頂いた皆さまから学んだよねということでした。
私が小さい頃は、何も考えず、ただただ給食を食べていました。こんなに頑張っている方がいるということを、学んでおけばよかったです。
皆さま、お忙しい中ご対応いただき、ありがとうございました。
そして12月4日、地元の小友小学校にて、給食の時間を見学させて頂きました。
小友小学校は、複式学級になっています。今回は、1・2年生の教室で見学をさせて頂きました。
娘が来年1年生になりますが、年が近く、保育園でお世話になった、おにいちゃん、おねえちゃん達です。少ない人数なので、みんなのことを知っています。大きくなったこと、モリモリ食べている姿、なんとも嬉しくなる時間でした。
以前に小友小学校でお米作りの話をしたとき、正直な話をしないと何も伝わらないと考えた結果、農業は大変だということが、一番伝わってしまった気がしました。でも、給食を笑って食べている姿をみて、お米作りは楽しいんだよ、ということを自然と伝えられるようにならないと、子供たちには魅力が伝わらないかもと、ふと考えさせられました。
いまの小学生たちが、大人になったときに、農業をしたい、勘六縁で働きたいと思ってもらえるようになるにはどうすればよいのか、考えてみたいです。
最後に、おまけ。地元のケーブルテレビ、遠野テレビさんからインタビュー。12月5日の遠野テレビで放送されました。遠野テレビさんのアーカイブにアップされたら、ご覧くださいませ。
給食を通して、色々と考えさせられた機会となりました。長くなりましたが、今日のブログを終わります。ご覧いただき、ありがとうございました。
【勘六縁のお米】
*勘六縁の詳しいことは、HPへどうぞ。
*お米を食べてみたいという方は、勘六縁ネットショップからどうぞ。
*年末最終出荷は12月26日㈫、年始最初の出荷は1月12日㈮を予定しています。
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