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新卒就職活動

新卒での就職活動は、人生の分かれ道になります。
どの業界に行くかでその先の自分の業界が限られてくることもあります。
新卒入社する企業で出来るだけ長く勤めたいですよね。
しかし、現状でどうしてもやめる人が多い新卒さんが多くいます。
早期退職は多いです。

就職活動はたくさんの人とかかわることになります。
そのかかわりの中で、自分の意思を持って選択肢を絞り、進路を決めていくことになります。

新卒の就職活動ではわからないことだらけです。
そんな就活生に向けて、分野別で少しでもプラスになる情報解説をしていきたいと思います。

本当に新卒入社は大事か

「就活をして、大手企業に入りなさい。大手企業に入れば安泰だ。」
少し40代以降の人はまだこの考えが根強い世代かもしれません。

企業に入って、定年まで頑張って働いて、その間に家庭を持って、家を持って過ごしていく。
そのような生活が送れる人はほんのわずかです。
大手企業に入って、駒として働く。全然問題はないです。しかし、安泰ではないというところが重要です。

・大手企業に入ってそこでぬるま湯に浸かって人生を浪費していく人
・中小企業やベンチャーに入って常に個の実力をつけていく人

将来得をする、いざという時に進路を変えられるのは圧倒的に努力して実力をつけた者です。
株式会社 ○○の▽と申します。
株式会社○○の影響力は大手企業であればかなりありますね。
企業名はいつ外れてしまうかはわかりません。出向、左遷、リストラはありきで考えなければいけません。終身雇用は保証できないとTOYOTAが言っていましたし。
あなたは自分の名前のみでネームバリューを出さなければいけないのです。
あなたの名前にどの程度の価値を見出せるか。それを若いうちに考えてほしいですね。

私がいつも言っている市場価値を高めるとは、まさに自分の名前に価値を持たせることです。

話がずれてしまいましたが、大手企業に入らなければいけないわけではありません。
新卒入社した企業でその後どれだけ頑張れるかが大事なので、企業選びに失敗したと思っていてもなんとかなります。

新卒就活とは

さて、これから話すのは、新卒就職活動についてです。
新卒の就職活動は人生で一度きりしかありません。
たくさんの業界を一気に見れるいい機会でもありますね。
また、就活は自分のこれからの未来を考える・選択するだけでなく、過去も振り返り見つめなおさなければなりません。
そんなところもしっかり頭に入れて、1つ1つ準備を進めていきましょう。

業界研究・企業研究

まずやらなければいけないことはいきたい業界を選定することになります。
管理栄養士であれば、業界はいくつかに絞れると思いますが、ざっと下記のようになります。
・飲食業界(レストラン・店舗)
・給食業界(受託給食施設)
・医療業界(病院・薬局)
・福祉業界(介護)
・福祉業界(保育)

他にも教育研究機関であったり、ドラッグストアなどあり、管理栄養士はとても幅広く活躍の場が存在していることはご存じですね。
管理栄養士の就職活動が難しい理由がここになります。
それぞれの業界で就活スケジュールが大きく異なるというところです。
ただ、就活を進めていて、スケジュールを決めたいからと言って業界や企業を最初の段階で絞ってしまうということは避けるようにしましょう。
私はもともと病院管理栄養士を目指していました。医療福祉は似たような業界なので、介護施設を運営している企業なども複数受けました。
最終的に自分に合った職が介護だと感じたため、数ヶ月で大きく進路が変換しました。
そのようなこともあるということ、可能性を狭める必要はないかなと思います。

ただ、絶対に病院管理栄養士としてこういうことがやりたい!!
といった明確な理由があり、目指す道も決まっているのであれば、あきらめずに、まっすぐその道を進んでもらえればよいです。

新卒でしかたくさんの業界を見れません。
わたしも、ヨガインストラクター、食品企業、機械製造など入ることはないだろうという説明会に参加していました。
合同企業説明会はすごいですよ。
1つの経験にもなりますので。

業界研究は、行きたい業界を調べつくすのではなく、他の業界の課題や目標を探し比較することが大事だとも思っています。

話が長くなりましたが、業界・企業研究はなぜやるのか。

業界研究・・・業界に共通する(課題)を知る
企業研究・・・企業の(戦略)を知る
このような「情報」を蓄積することで「不安」を「期待・自信」にする。「続ける」ことが大事。情報を制する者はビジネスを制す。

まずは、これを進めてほしいと思います。
どのようにして企業研究をしていくかですが、まずは企業研究の目的を見ていきましょう。

①社会背景を理解し、事業の強みの根拠を知る
②同業他社比較を行い、業界内での独自性と課題を知ること
③社会動向を把握し今後の可能性と課題を知ること
④事業の本質を理解すること

少し難しいですよね。色々な機会を利用して情報を入手することができます。
説明会、OGOB、企業HP、インターンなど
その企業を知っていくことを目標に活動してほしいですね。
その企業を知れば知るほど、志望動機が固まってきます。
その志望動機が「企業理念に共感を・・」など誰にでもいえるような動機ではなく、自分にしかない周りと差別化が出来る志望動機が出来上がると思います。

導入部分になりますが、今日はこの辺で。

次回は新卒就活で最もうるさく言われている自己分析について記事にしますか。

★はにわ★

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