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転職について本気で話す

新卒入社した会社では最低でも3年間は嫌でも勤めろ

私はこれについて、大反対の人間です。
どのような根拠があり3年間としたのでしょう。
1年目で業務の流れがつかめ、2年目で一人で進めていく。
3年目でマネジメントをする側に回る。

といった感じでしょうか。
まあ、言いたいことはわかりますが、管理栄養士の業界では1年で十分かな、と思いますね。

給食会社なんて、3年も居たら異動が良くあります。
業界によって、人によって違う、言われたことを真に受けずに自分の置かれた立場を客観的に考えたうえでどうするかを考えるべきです。

この記事は転職に興味がある、転職したいけど1歩目が踏み出せないという人が多くいますが、その方向けです。
今の職場で満足している人は見てもあまり意味はないかもしれません。


やめたい。

今辞めたいと思っている人、なんで辞めたいのでしょうか。
改めて自分に問いかけてみましょう。

・新卒入社したはいいけど、想像と全く違う業務だった。
 ⇒よくある入社前後のギャップというやつですね。私も就活支援をする際に特に気を付けているのがこれになります。必ずギャップは出ます。そのギャップができるだけ小さくできると、その企業に長く勤められます。
その職場が良ければ長く勤めるのが絶対に良いです。
他の下2点もすべてギャップで片付けられてしまいますが、出したいと思います。

・労働条件が割に合わない
 ⇒残業が多い、休日出勤しなければならない、栄養管理をするはずだったのに給食管理をしている。人員不足
良くある話です。私は何度も何度も業務内容については確認します。

・自分にとってプラスにならない
 ⇒ステップアップのために入職したが、上司が新卒職員や後輩を育てられない、マネジメントできない、そんな現場であれば成長は望めません。
私はSNSで良く発信していますが、
20代のうちに市場価値を高める。
市場価値とは、客観的に自分の事を見た時の価値。
この価値を高めるものの1つとして、

先輩・上司のキャリアやスキルが高く、指導に理解がある

というものがあります。

 先輩や上司が実地指導に力を入れてくれて、様々な経験をさせてくれる
そんな職場だったら自ずと市場価値を高めることができます。
育てるのがうまい、社会経験もさせてくれる、そのような上司や先輩のいる職場に身を置くのが良いですね。
新卒は未熟です。その未熟な新卒をどこまで育て上げてくれるかは、その上司の技量にも関わっていきます。
そこで何を経験して、何を学べるか、それによって30代以降の職選びにもつながります。
また、20代で得たスキルを活かして30代で経験を積んでいくことも可能になります。

詳細は下記の記事から見てみてください。


できるだけ、工数を割いて、指示やフィードバックをしてくれる上司が良いですが、本当にこれはガチャと同じ、運要素に限ります。

こんな感じですかね。これがすべて当てはまってしまうようであれば、ただのお金稼ぎをしているようなものです。
あなたが今後、少しでも大きく成長して管理栄養士としての地位を気づいていくのであれば転職を検討して下さい。

転職のタイミング

もし、新卒で、しかも今の時期に思い詰めている様であれば、少し待ちましょう。
辞めるタイミングは最低でも1年間そこで勤め上げた後にしてほしいです。
3年とは言いません。1年間、3月末までは頑張って下さい。

転職活動の際、面接では前職を退職する理由(プラスな理由、明確な根拠)、前職の経験則の確認があります。
2~3か月でちゃんと根拠のある退職理由があったとしても、前職で研修だけで終わった・・・などでは結局新卒雇った方が良い?と思われます。
3月末まで、自分がどれだけ今の職場で成長できるか、経験できるか、が大事になります。
視野を広く持ち、様々な経験ができるような環境を創っていきましょう。

私の場合は、この職場ではもうこれ以上成長が見込めないと思った瞬間が辞めるタイミングかと思っています。
私は3年勤めた企業で、1年目に比べて本当に沢山の経験が出来、成長できたと自負しています。
ただ、上限とまではいきませんが、今後1年間継続したとしても成長は微々たるものになると思い、決意しました。
その企業でも成長は出来ると思いますが、転職して別の企業現場に行った方が成長のスピードは格段に上がります。
そこまで考えたうえで転職を決意すると良いかもしれませんね。

転職することは誰に相談するべきか

結論:しない。
職場は当たり前にしません。
辞める1か月前に退職の意向を示せれば良いので、それまでは誰にも言いません。人事に仲良しがいるからといって相談すると、その話で持ちきりになってしまいます。
3月末まで、最後の最後まで成長を考えるのであれば、だれにも言わない事を勧めます。
辞める人間に新しい事は任せませんし、他の人材がいればそっちに成長してほしいと思うので、経験させます。
あなた自身で決めて、あなた自身でどう動くかを決めましょう。

転職する=職選びの失敗か?

失敗と思っておきましょう。
予定していたより長く勤めあげられなければ失敗です。

入社した時は3年間はここで経験を積む、ここで○○の資格を取る、○○になりたい。と思っているはずです。
辞めるけど入る。と考える人は少ないです。

ただ、その失敗に早めに気づけたということは成功と思ってほしいです。
もやもやした状態でダラダラと続けていても、意味ないですしね。
意欲があれば成長に繋がりますので、その意欲が無い状態であれば
気づけていない=もったいない時間を過ごしている
と思ってもらいたいです。

はやく気づけたのであれば、次の転職先の業界、企業を決めて、その先使うであろうスキルを磨いていけばよいだけの話です。

転職で給料は上がるか?

人によりますが、一般的には下がると言われています。
給料はその人のスキルによって決まってきます。
長く勤めあげれば、少しずつ給料は上がりますよね。

それは、

その企業独自のスキル×どこでも使える汎用的スキル

という計算式からなるものです。
前者のスキルは、その企業でしか使えないような知識・技術の事です。その現場独自で行っている事業や業務があるはずです。
私も企業では、ポータルサイトの運営をしていましたが、やはり、PCに少し詳しくなりますが、他では全く使えないので覚えていても転職後は使い物になりませんでした。

後者のスキルは、どこに行っても使える知識・技術の事です。
例えば、PCの一般的なスキル、プログラミングスキル、雑務処理能力などはどこに行っても使えます。
こういったスキルです。

転職をすると、企業独自のスキルは0に近い形になりますので、その分収入も下がってしまう事が多いです。前職で年数重ねるほど下がる分も大きくなります。せっかく積み上げてきたものがなくなるわけですので。

そこも踏まえたうえで転職をしなければいけません。いざ転職して、収入が割に合わずに耐えきれない、また収入を重視して転職を繰り返す。ということは避けなければなりませんね。

本日はここまで。
次回は転職活動の進め方を話していきましょう。
いつから始めるのか、何をやるべきか。こちらからどうぞ↓

☆はにわ☆

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