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転職について本気で話す②

前回は「転職をどう考えるべきか」をお伝えしました。
今回は実際に転職すると決断した後、
「どのような流れで進めるべきか」を考えていきたいと思います。
転職に悩んでいる人はまず、前回の記事が下記にありますのでそちらを確認してみてください。


現職の退職時期はいつにするかを考える

時期は人それぞれですが、賞与月が6月、12月なので6月末、12月末を目処に退職する人もいます。
また、年度末が一番キリの良い時期で交代もしやすい、探しやすいため年度末退職ももちろんあります。

今現在、新卒であれば年度末まで頑張って1年間は続けてもらいたいというのが私の意見です。
新卒は4月からなので、6月の賞与は基本ない、もしくは微々たるものになります。
12月の賞与を受け取って…という案もありますが、1年間勤め上げるのとそうでないのでは差が出てきます。
たった3ヶ月ですが人事側からの見栄えが変わってきます。
9ヶ月頑張った!
1年間頑張った!

私の中ではやはり1年間は同じ現場で頑張ってほしいなと思います。

転職活動も年度末の方が圧倒的に求人数が多く、進めやすいのが現状です。



転職活動までに現職で何を経験するべきか


転職活動までの期間、次の職場を探すだけではダメだと前回お話しましたね。
やはり、

何故退職するか(明確な理由、マイナスの理由は避けたいものです)
現状どのような知識や技術、経験があるか
→ここの部分を少しでも膨らませられるように現職でたくさん経験をすることが大事です。

仮に、事務系の企業から病院、介護施設に転職する場合、栄養ケア・栄養指導の経験がなくてもその他の現場では中々身につかない技術やできない経験をしているのであればプラス要素になります。
私個人としては、
それだけ経験している人であれば、現場で必要な知識技術も自ずと身につけて、今後様々な経験も出来るだろうと思います。

前置きが長くなりましたが、
やはり、今後現場で少しでも知識技術を付けて経験できるよう立ち回る必要があります。
これは現場によってそれぞれです。

どこに行っても使えるような汎用的スキルであれば、管理栄養士現場の場合、在庫管理(発注等業務含め)、調理技術、献立作成・展開は使えそうですね。
その現場で少しでも新しいことが経験できるのであれば即受けてもらいたいです。

その現場により、その現場の色合いによって出来ることは異なりますし、身につけられるスキルも異なります。
その中で次の転職先を見据えた上でどこまで成長できるかが大事です。

先を見据えて行動しましょう.




中途入社は新卒とは扱いが変わる

新卒の場合は、新人研修や現場研修がありました。私も新卒は大手の会社でしたが、1ヶ月は本社研修その後1ヶ月は現場研修でした。一部メンタルを鍛えるための研修…?と思うようなこともありましたが、それも含めて企業は新卒には時間とお金をかけています。中途の場合は全く異なりました。
「出来て当たり前!」とまでではないですが、ある程度の知識や技術、社会人スキルはあるだろうという元で仕事の引継ぎが進められます。
私も、中途で入職した現場ではおおまかに業務引継ぎを受けて、その後は自分で進めていく、という形でした。

新卒時に身に付けるような
・接遇マナー
・メール
・他職種との関わり
・報告連絡相談
・対外的なやり取り(社内外)
・PCスキル
・ある程度のコミュニケーション能力
・現場に即した知識(介護施設・病院であれば教科書上の臨床栄養、人体の知識)

まではあると考えています。
給食の現場だと、研修期間が短かいこと、現場内で完結するためこれらのスキルが実践の場で磨けない事があります。
普段の業務でなかなか触れる機会が無ければ、業務外で触れておくしかありません。
社外の人とコミュニケーションを取って、少しでもプラスになるように自分から動いていきましょう。
絶対に中途入社後はやってよかったと思えます。

余談ですが、私は介護職を経験していました。
現在は特養にいます。一発目から特養管理栄養士だと色々ときついなと思うことが良くあります。
介護現場や医療現場で飛び交っている専門用語がわかるところです。
実際に現場にいたため、申し送りや文面上の内容である程度イメージができます。これは本当に良かったと思っています。
褥瘡の重症度、薬剤名称と効果などは医療用語として問題ないですが、

利用者が左片麻痺でこう介助する必要がある

といった内容を聴いてイメージが出来る所がよかったところです。
介護のアセスメントシート、リハビリテーション報告書、診療情報提供書、サマリー等ある程度のものは読んで理解できるようになっていました。
管理栄養士で現場初めてです!という状況だとやはり、食事や栄養・臨床の知識しかなく全く想像ができない人もいると思います。
介護職の経験は無駄にはなっていなかった・・という事ですね。

実際に転職活動を進めるために

転職活動の準備を話したいと思います。
この記事は私の経験をもとに書いている1例にすぎません。
全員がこの方法をやればOK!ということではありませんので、本当に参考程度でお願いします・・・。

まず、履歴書・職務履歴書の準備をします。
職務履歴書とは、新卒入社でいうエントリーシートのことです。
新卒就活の記事でも出したかもしれませんが、
これらは面接前にあなたがどういう人材か、
どういうことをしてきたかを見る大事な書類になっています。
書類選考とまでは行きませんが、少なからず採用・不採用に関わってきます。
フォーマットは自由ですが、基本は新卒入社後から現在までの職務経歴を記載します。
余計な事は書きませんが、
「こんなことをやったんだ!こういう結果を出したんだ!」
というアピールできる部分を簡潔に記載しています。
結果は可能であれば、数値化できるものが解りやすいと思います。
ただ、営業職ではないと思うので、管理栄養士の現場仕事の場合はこういう経験したという情報を時系列、企業別で記載していきます。
詳細はネットで調べた方が速いと思いますね。

私の場合は職務履歴書をもとに面接が進められました。
これはどういうことをやったのか。何が大変だったか、などどのような経験をして、どのように乗り越えていったかを話しました。


私が

前職でたくさん経験しておけ。たくさん知識技術を磨いておけ

といったのはここでどれだけアピールができるか、というところにもかかってきています。

個の実力をつける、市場価値を高める

近年では終身雇用の制度も難しくなってきていることから、個の実力をつけていく必要があるのです。

○○企業の○○です!

これは○○企業が有名であればネームバリューになりますね。
それが無くなってしまった瞬間自分自身にバリュー(価値)が無くなってしまうような人材のままでは今後生き抜くためには少し困難な道になってしまいます。
だからこそ、
市場価値を高めて、個の実力をつける。
企業に依存せずに生きていける人材になる。

これが大事です。

何回も載せますが、こちらを見ていってください。
市場価値を高める方法を調べた結果、経験即から私なりの考えとしてまとめました。

長くなりましたので、ここまで。

ありがとうございました。
最後の記事はこちらでどうぞ↓


☆はにわ☆

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