noteはじめました その2

前回のまとまりのない生い立ちを読んでくださった方、スキをくださった方、ありがとうございました!

さて今回は、栄養士になった私が、なぜ管理栄養士になろうと思ったのか
どんな仕事をしてきたのか お話したいと思います。

管理栄養士を目指している学生さんや、栄養士の仕事について知りたい方も読んでいただけると、少しは参考になるかなぁと思います。



管理栄養士になろうと思った経緯

私が通っていた専門学校は、2年制の栄養士養成科でした。
栄養士になりたい!と漠然とした考えで入ってしまったので
とりあえずしっかりと勉強をして ちゃんと就職までこぎつけようと
毎日必死に通っていました。

専門学校って、本当に朝から夕方まで忙しいんですよね。
栄養士だから調理実習も多いし、嫌いな実験の授業も毎週ありました(笑)
栄養の知識を覚えたいのに、実習に実験にレポート三昧の日々。。
正直結構大変な2年間だったなあと思います。
大学に行っていたら、もう少し遊んだりできたんだろうなぁとか思いながら。
本当に、学校とバイトの繰り返しの日々を過ごしていましたね。

でも、根が真面目なので それは苦痛ではなくて
やっぱり栄養の勉強は楽しかったんですね。

卒業式では、なんだかんだ成績優秀者に選んでいただき、
調子にのってか、頼まれたのか忘れましたが、答辞なんて読んでしまいました(笑)

まだ19、20歳でしたが、精神的にも鍛えられた2年間でした。

就職も、就職担当の先生が居たので、割とスムーズに決まり
地元の特別養護老人ホームで働き始めました。

就職前から分かってはいたのですが、栄養士としての仕事はほぼなく
管理栄養士の人が作った献立を見て、献立通りに調理する
調理員の仕事でした。
栄養士としての仕事ができる職場って、保育園くらいしかなかったんですよね。保育園は、栄養士が一人で献立をたてて、調理も片付けもすべて行うと聞いて、こわくて選べませんでした。(笑)

性格はもともと明るい方で、人付き合いも苦手ではなかったので、先輩方にはかわいがってもらえたのですが、仕事に関しては結構厳しく教えていただきました。

毎日の業務も覚えてきて、調理の仕事も慣れてきたのですが、
やっぱり栄養士の仕事がしたいなぁという気持ちが強くなっていきました。
私はこの調理の仕事を何年続けるのかな、このままベテランの調理師になりたいとは思わないなぁ、、と。
献立を立てたり、栄養管理をしたり、専門学校で学んできたことを
もっと活かせる仕事がしたい。

でも、管理栄養士になるなら、現場の調理の仕事をしっかり経験して
調理員さんたちの苦労や努力がわかる管理栄養士になりたいなぁと
思うようになりました。

今までしてきた仕事

管理栄養士の試験を受けるには、2年制の専門学校出身の場合、
栄養士としての3年間の実務経験が必要です。

私は栄養士として採用はされていたのですが、
ほぼ調理の仕事しかしていなかったため、管理栄養士の上司に頼んで
栄養士の仕事のお手伝いをさせてもらっていました。

特別養護老人ホームだったので、ご入居者様の栄養状態の計算だったり、
食材の納品書の準備、請求書の整理などを行っていました。
あとは、HPに載せる栄養や行事食のページを作成したりしていました。

働きながら、専門学校の管理栄養士講座に通い、空いた時間はほぼ勉強にあてました。でも初めての受験は不合格。

次の年、また1年間働きながら勉強をして、なんとか合格しました。
この勉強の2年間のことは、また後でゆっくり振り返ることができたらなと思っています。専門卒でも、努力すれば管理栄養士になれるんだよ!(^_-)

管理栄養士の試験に合格しても、すぐに転職は考えていなかったため
元の職場には結局5年半勤めました。

そして結婚が決まり、県外に引っ越すことをきっかけに晴れて退職。

運よく、教育委員会の中学校給食センター勤務の栄養士の求人があり、
すぐに応募しました。産休補助の臨時の契約職員でしたが
これを逃したら、大好きな給食にはたぶんもう携われないと思ったので
思い切ってチャレンジしてみようと思いました。

給食センターの仕事は、朝早く、食材の納品から始まります。
八百屋さんや精肉店が納品に来るので、食材の検品を行います。
そして納品された食材で、調理員さんたちがその日の給食作りを始めるのです。
給食ができたら温度管理、検食を行い、できた給食はトラックで配送さんが学校まで届けてくれます。
お昼は作った給食を食べて、午後は献立作成、献立表やアレルギー表などの作成、学校からの連絡帳記入などの事務作業をしていました。

毎日午前中は時間との闘いで、バタバタと給食現場の監督をしていましたが
午後は割と自分のペースで事務作業できていましたね。

今現在、そしてこれから

臨時職員としての採用だったのと、結婚してから給食センターの栄養士になったので、子供ができたらやめようと考えていました。
結果、妊娠をして、悪阻で体調を崩してしまったのですが、なんとか年度末までやり遂げて、キリ良く退職できました。

それからは一旦仕事のことは考えずにお休みして、お腹の中の赤ちゃんと自分の身体を大切にしようと思いました。
無事出産し、育児にも慣れてきた頃、また管理栄養士として働きたい気持ちが湧いてきました。
子育てしながらどう働こうか考えた結果、自分は一番に子供との時間を大切にしたかったので、在宅でできる仕事を始めてみようと思い、スキルアップも兼ねて資格の勉強をしました。

食の資格はたくさんあって悩んだのですが、特定保健指導に興味があったので、栄養指導の仕方を学べるものにしようと思い、民間資格のヘルスケア栄養指導士(NS labo認定)の口座を受講しました。

資格取得後、まだ子供が小さかったため、まずは在宅でできるオンラインのダイエットコーチとして働きまじめました。
毎日のご利用者様の食事をチェックし、コメントをする業務です。
最初にヒヤリングを行い、1週間に1度振り返りを行い、次週の目標を立てる、それを繰り返し2か月間で目標体重を目指すといった感じでした。

この仕事も、結局2人目の妊娠がわかり、悪阻で働けなくなったため、半年ほどでやめました。2人目を産んでから、いつ復帰できるか見当がつかない状況だったからです。

こう考えると、しっかりとどこかの正職員として採用されて、産休、育休を取った方が良かったのかなぁと思ったこともありました。

2人目を産んでからは、育児で精一杯の毎日。
仕事をするなんて、こんなに小さい子を朝から夕方まで誰かに預けるなんてできない、そんな母親でした。
でもそれが不幸なことではなくて、自分の収入はないけど、何物にも代えがたい、幸せな時間でした。

そして月日は流れ、上の子は小学校、下の子も幼稚園に入園しました!

今まで母ちゃん、よくがんばった!
これからは、自分のやりたいことも我慢せず、やっていこう!

ということで、ダイエットコーチと並行して行っていた
栄養ライターのお仕事を再開し、少し落ち着いてきたところで
何か自分の考えを発信できるところはないかなと考えて
こちらのnoteを始めてみることにしました!

まとめ

長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでくださった方
本当にありがとうございます。
これから、栄養や食品についての情報や、私なりの考え、
育児や生活全般のことも含めて
色々な発信をしていきたいと思っています。

どうぞ暇つぶしがてら読んでいただけたら嬉しいです。

今日もあなたと、あなたの大事な人が、元気でありますように。
















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