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周りの人が発熱した!その時に自分ができること。

ウイルスも少しづつ変化して症状の出方も変わりました。2022年8月の現在のオミクロンの症状の大人の経過は

①なんだかだるい、疲れた↓
②肩が痛い、頭が痛い、関節が痛い、膝が痛い、喉がカラカラでちょっとイガイガ↓
③熱が出た↓
④更に喉が痛い↓
⑤咳が出た(夜中も咳で寝られない)↓
⑥コンコンコンコン咳が続く、夜はでなくなる。痰がのどの奥に張り付いているよう↓
⑦なんだかちょっとぼんやりする匂いもちょっと分からない

このような経過をたどります。
⑦までいかないように、途中で切り上げるには東洋医学的テクニックがあります。

症状のある人はなるべく早く症状が止まるように全力を上げて体を助ける養生をしてください。

①なんだかだるい
②体のどこかが痛い


ここが一番治りやすいポイント!
PCRを受ける前です


横になって休む、お腹を温めて汗をかかせることで免疫力を上げて、かつ発熱を最小限にします

麻黄湯か葛根湯を飲んでクーラーなどは弱くしてタオルケットかシーツでもいいので体にかけて大汗をかかせます。

水分補給して、食事は食べないほうがいい

汗をかくために、熱いお湯、味噌汁、スープ、お粥何でもいいのでお腹の中にどんぶりいっぱいのむ。量が大事でです。生姜を入れたり、葛湯、ネギたっぷり味噌汁でお腹の芯まで熱くして汗を吹き出させる。(漢方がなくてもやってください)

汗が出なければ再度漢方を飲む。

麻黄湯、葛根湯は汗がでるまで飲む、出たらやめる、これが正しい飲み方です。


まずこれで体温は上がりすぎなくなります。
次の日スッキリ治る人もいます。

麻黄湯か葛根湯は先に買っておいたほうがいいです。おやっ、というときにすぐ飲んで、汗をかかせて寝る。

漢方をのんでもクーラーで体を冷やし汗をかかせないなら効き目はありません。漢方の機能はその人の体の免疫を上げることなのでせっかく漢方で汗を出そうとしても汗をとめるようなことをすると無意味です。

麻黄湯、葛根湯は飲むとムカムカする、ドキドキして眠れなくなる人がいます。
胃弱体質や心臓の弱い人、そういう人は飲まないでください。普通の人は大丈夫です。

子どもは経過は①②は飛ばして③④からになります。理由はまだ免疫力が弱いのでウイルスが抑えられないため一気に増えるからです
しょうがないです。

③熱が出た

までは麻黄湯、葛根湯が良いですが

④喉が痛い⑤咳が出る
状態は漢方は変えます

麻杏甘石湯が基本で病院の漢方だと小柴胡湯加桔梗石膏などもよいです

私は漢方薬を作るのが仕事なので更に人に合わせてもっとききめがあがるように漢方は選びます。

【PCRを受けたら陰性でした】
という方がいますが熱が出たら全く同じ養生です。陰性でも体は治してください。

熱が出たらとにかく頭、後頭部、脇の下、股関節を冷やす

冷えピタだけ貼ってなんにも冷やしていない人が多いです。(冷えピタは冷えません)熱があるなら冷やせば下がります。
【40度まで上がりました】、という人もいますがなぜ冷やさないのか、冷やせば下がります。

ケーキなどについている保冷剤を脇の下、股関節に挟む、凍らしたペットボトルを用意すると長時間持ちます。
おでこは氷嚢が普通ないので濡らしたタオルをのせる、枕元に洗面器に水、
タオルが熱くなったら水につけてまた頭に乗せる。

頭寒足熱、頭は冷やす、下半身特にお腹は冷やさない。

ひとりの人は自分で頑張って!治せますので。

麻黄湯に胃薬が入ったものが葛根湯です、効き目は麻黄湯のほうが早く効きます。葛根湯の方はマイルドにききだします

もちろん病院へ行くことは大事です、安心です。私も薬剤師なのでおすすめします。
でもPCRを受ける前に治してしまえたら、PCRの結果待ちのときに治ってきたら病院も助かります。自分も並ばなくてすみます。
できることは沢山あります。
養生法を知ってすぐにやってみてください。

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