見出し画像

暦と暮らし【芒種】

#暮らしの養生 #中医学を楽しむ暮らし


こんにちは😀雨の季節がやってきましたね。
今回は、芒種(ぼうしゅ)という季節になりました。

【芒種】

6/6〜6/20

🌱芒種ってどんな季節?


芒種の「芒」はのぎとも読み、稲の穂先のような突起を指す文字で、イネの種を植える頃、つまり田植えを始める目安とされているそうです。
気候的には、梅雨入りして雨が多くなる頃です。梅雨は黴雨とも書き、黴(カビ)が生えやすい嫌な時期だったりします。

🌱体に起こりやすい変化


天気が悪い日が続きます。そうすると、なんとなくだるい頭痛頭が重いめまいがする…なんて方も多いのではないでしょうか。

他にも、湿気はお腹に負担をかけるといわれています。食欲が落ちたり、下痢したりしやすくなります。また、腸のトラブルはお肌にも悪影響で肌荒れしやすくなります。



🌱養生法

では、どうしたら梅雨を元気に乗り越えられるか対策法です。

まずは、お腹に負担をかけない!これが一番だと思います。

湿度は自然現象なので容赦なく体内に入り込みます。それが脾(消化器官)に負担をかけます。

冷たい物ナマモノ(刺身、サラダ等)、脂っこい物…など消化に時間がかかりそうな物を一つでも減らすとお腹に優しいです。

特に雨の日の外食は控えめに…(自戒)

そうは言ってもやめられない時は、味噌汁や生姜など身体を温める物でカバーできると良いです。

他にできそうな対策としては、
軽く汗をかく(激しい汗は疲労の元)
→例:入浴、軽い運動、ピリ辛の食事

除湿食材を食べる
→例:もやし、とうもろこし、春雨、豆類、枝豆

家の掃除、除湿
→水回りがカビやすく不衛生になりがち。除湿機を上手く利用する

などが挙げられます。
まずは自分ができそうなことから少しずつやってみてはいかがでしょうか🙌

🌱おすすめの食材3選

とうもろこし🌽
旬を迎え、店先に並びはじめています。むくみや便秘を改善するのに役立ちます。おすすめは鮮度が良いうちに蒸して、そのまま食べると甘くてジューシーで最高でした。食物繊維が多いので食べすぎ注意です。

春雨
特に「緑豆春雨」がおすすめです。のぼせや浮腫に役立ちます。スープにしたり、麻婆春雨にすると良いです。辛さはほんのり汗をかく程度に控えめに。

かぼちゃ
瓜科の野菜なので夏におすすめです。黄色の食材は脾(消化器官)と相性が良いので、お腹に負担がかかりやすい時期にぴったりです。体を温める性質があるのでお腹が冷えた人に良いです。優しい味付けで煮て食べるのがおすすめです。

蒸すと甘みが増して美味しい💕





6月に入り、雨の多い季節となりました。

お腹の調子が悪い人が増えてきたように思います。

今、お腹の調子を崩すと夏バテしやすくなります。本格的な暑い季節を迎える前に整えておきたいですね…。

とはいえ、思い悩むとお腹にストレスなので、適度にケアして、楽しいことして軽やかに梅雨を乗り越えましょう✨

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました😊

また次回も元気にお会いできますうに🍀

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?