脱力タイムズに出た
テレビに出た。
9月3日の出来事。
でも収録はもっと前。
ってことで収録からオンエアに至るまでをここに書き記しておきたいと思います。
キングオブコント1回戦で落ちた私は絶望してました。
コントの日本一にはなれなかったけど。
絶望の賞レースがあったら準決勝くらいにはいけるくらいの手応えがある絶望感でした。
それくらい「どーしよ・・・」って感じで。
そんなときでした。
マネージャーさんから届いた一通のライン。
「脱力タイムズ。収録参加決定です。」
捨てる神あれば拾う神ありとはこのこと。
絶望の神様から見事に捨てられ
脱力タイムズの神様に拾われました。
メリットしかない!!
フジテレビには人生で何度か行ったことがありました。
一回目は小学校6年生の修学旅行。
IQサプリのコーナーで伊東四朗さんのパネルを見て
「俺のお爺ちゃんに似てなくもないな」
と思ったことが印象的。
二回目は収録の観覧の客として。
ENGEI グランドスラムを観覧。
私が流れ星さんのネタを見て激しく笑う姿がテレビに映し出され
友達から「ちゅうえいさん見てめちゃくちゃ笑ってたね!」ってLINEが来た。
「流れ星を見て」でよくない?と思ったことが印象的。
そして三回目。
ついに。
ついにだ。
芸人の仕事として。テレビ収録のお仕事でお台場に行くことができた。
追加でマネージャーさんからLINEが届いた。
「当日 テレコムセンター駅で集合しましょう。」
当日の目覚めは非常に良かった。
起床時、首、ないしは腰、脳に痛みが走っているのが常である私の寝起きであるが(安いマットレス布団枕が原因)
この日に限っては身体が空気を読んでくれた。体調万全。
ゆりかもめの運賃の高さに驚いた。
貴族の乗り物だ。あれは。
マネージャーさんからLINEが来た。
MG「何時ごろテレコムセンター着きますか?」
私「あと5分で着きます!」
嘘をついてしまった。
本当はあと7分かかるのに。
決して遅刻しているわけではないのに。
なんか分からないけど少し早めに時間を伝えてしまった。
こんな行動からも佐野が如何にこの日に気合が入っていたかが伺える。
マネージャーさんには「嘘です。あと7分かかります。」と伝えなおし
事なきを得た。
楽屋に案内される。
ここで改めて演者としてフジテレビに来ていることを実感する。
フジテレビの廊下の壁に手を当て、息吹を感じる。
ごっつええ感じ、めちゃイケ、はねとび、トリビア・・・
過去のお化け番組のDNAが一気に全身に流れ込む。
両親以外のDNAを体内に取り込むことに抵抗がないかと言えば嘘になる。
嘘になるのだ。
収録本番が迫る中、佐野には一抹の不安があった。
それは筆舌に尽くしがたいほどの空腹である。
このまま収録を迎えた場合。
収録中の小藪さんをスタジオの外に連れ出し
スタジオ近くのバーミヤンに行って一緒に食事を摂ってしまうことが不可避であるほどにお腹がすいていた。
もしくは収録中に小澤アナに連絡先の交換を要求し、後日食事に誘いだしてしまうことが不可避であった。(あくまでこの食事は空腹を満たすことのみが目的である)
もちろん私だって1人の社会人として上記の行動は常識から逸していることは心得ている。
しかし常識を超えた空腹に襲われた人はなにをしでかすか分かったもんじゃない。
私はマネージャーさんに相談し、収録開始10分前に食堂近くの自販機でアンパンを買うことに成功した。
(この一連の騒動に関してはバシコバさんのツイートに詳しい)
アンパンマンのアンパンって多分これくらい元気もらえるんだろうな
そう思えるくらいにここで食べたアンパンは美味しくエネルギッシュだった。
「元気100倍という看板に偽りなし!!!」
空に浮かんだやなせたかし先生の笑顔にそう叫びました。
そして収録開始。
ご覧になった方はご存知だとは思いますがなんと私が着席したのは
有田さんの真横。
いかつっ。
私は知る人ぞ知るくりぃむしちゅーさんの大ファン。
くりぃむナントカやしゃべくり007など幼いころからテレビノムコウのくりぃむさんに夢中だった。
幼いころから私を知る友人はとにかくそこに感動したらしい。
収録の様子はご覧になって頂いた通りです。
これからもどんどんテレビに出られるように頑張ります。
収録も、オンエアも、その後の皆さんからの有難い声援も。
全部が心に刺さりました。
今まで起きたすべての不幸が報われた気がしました。(不幸の多くはnoteに掲載されています。)
この脱力タイムズ出演を機に私の芸人活動を認知してくださった方へ。
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