見出し画像

パーソナルレッスン、1年の振り返り

今回は、私のパーソナルレッスンを受けてくださった、40代女性ランナーの振り返りをしてみたいと思います。(以下、Aさんと書かせていただきます)
最初の予定ではレッスンは半年の予定だったんですけど、10月開催予定だった「東京マラソン」が延期になり、レースを3月の「名古屋ウィメンズマラソン」に変更。
その流れで、レッスンも約1年間やることになりました。
今回は、そのレッスンの中の一部を紹介できたらと思います。​

【楽しさと緊張感】
マラソンが趣味と言えど、ある程度記録を目指すランナーは「楽しさと緊張感」は半々くらいなのではないかと思う。

Aさん、私のパーソナル毎回緊張してこられていた印象でした。
こなすことができない練習をすることはないのですが、マンツーマンってのが緊張するのか、ポイント練習って思うと緊張するのか。

パーソナルを受けるにしても、しんどいきついでは続かないし、きつさを求められているわけではない。
程よい匙加減の練習とタイム設定を、当日本人とやりとりして最終決定。
本音を言うと、やりたい練習のうち強度としては2割減くらいのメニュー進めていきました。

練習終わったらいつも嬉しそうな印象。

今日も無事に練習できたことの嬉しさと、走り終えた安堵感だったのでしょうか?

「楽しさと緊張感」を持って継続させるこのポイントは大切ですね。

【慢性化している痛みとの向き合い】
Aさん、慢性化している脚の痛みを数年抱えてました。

数年、この痛みを抱えながら走ってらっしゃいますので、ストップかけても走ることでしょう。

痛みがあっても、走っている方が気持ちの上で落ち着くような感じでしたので、ここは、本人の意思を尊重していくことにします。

長い距離を走れば走るほど痛みがでるので、フルマラソンを目指していたんですけど、25-30kmの距離走は夏場に2回、名古屋前に2回ほどしかやりませんでした。

その間は、トラックで中程度のペース走から400mか1000mのビルドアップでのインターバル。

なるべく、痛みが強くならない、ひどくなって痛みに敏感にならないことを注意しながら進めました。

【ここぞいう時の強行とそれに伴うフォロー】
天候が悪くてもレースはよほどのことがない限り開催されます。(コロナの影響は除いて)
暑さはまだしも、季節外れの雪とか気温低下は私も走りたくありません。

1年間もレッスンをやっていれば、天候が悪い日にも数回当たります。

天候不良は冬に入ってから2回ほどあり、印象深かったのは、12月の雪と3月の名古屋ウィメンズに向けての最終刺激の日のレッスン。

これ、やるか迷いました。
天候悪い時は、前向きではないなと感じる傾向があったので笑

12月は「このコンディション、1回経験しとけば次回似たようなことがあった時に、楽になりますから。」と言ってトラックでの200m×15本のメニューを決行。

名古屋の最終刺激の時も低温の雨で天候が悪かったのですが、「サクッと終わって、体調崩さないよう気をつければ大丈夫」と言って、その時の状況でどうするのが良いのか、自分自身で切り替えてくれるようになりました。

【レース前と後のやりとり】
そんなこんなで1年間、実践と言葉のやりとりをしながら3月の「名古屋ウィメンズ」を迎えたわけですが、記録は3時間19分00秒で記録は目標範囲内。

本人曰く何よりも、足の痛みが30km過ぎまで出なかったのが、すごく嬉しかったようです。
最近は15kmあたりから出ていたらしい。

レース前に痛みがどっかのタイミングで出ることは間違いないから、それを後ろ後ろに持っていけるように、最善を尽くそうってことを話していました。その話をしつこくやっていたのも良かったのかも。

記録云々よりも、足の痛みが30km過ぎまで出なかった方が嬉しかった模様。

人ぞれぞれ抱えているものは違うので、何が嬉しいのかも違うものなのだなと言うことを強く感じました。

私としては1年間楽しかったと言ってもらえたのが嬉しかったです。

てな感じで、1年間のパーソナルレッスンの報告でした。

よろしければサポートお願いします!