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断酒3ヶ月。アルコールのCMが憎かったが今は【ピクり】とするダケになった。

グチグチ、グズグズと酒を止めるだの減らすだの悩んでいた時期(断酒前)に様々なメディアで見聞きしていたコマーシャルは苦痛、憎くてしかたなかった。

自分で飲酒し始めて、勝手に依存症になって……問題転嫁というのか、責任転嫁というのか、ソレでしかなかったが……


『美人女優や、イケメン俳優を起用しやがって!』

『オシャレな作りのCMにしやがって!』

『旨そうに呑みやがって!』

『こんなCM流しやがって!クソが!』と、心の中で当たり散らしていた。大事なトコロなのでもう一度言いますが……自分の意思で酒に逃げて、自分の意思で止めるだの減らすだの悩んで勝手に憎んで……まるで自慰。


断酒を始めて3ヶ月も経てばアル中…依存症によるピーク、所謂‘’苦痛に感じた時期‘’は過ぎたと思う。今では、

『‘’辞めることができた酒‘’のCMが流れてる』

ぐらいに、ピクりと反応するダケに成れたのだ。



ここまでをちょっと一旦置いといて。

グチグチ、グズグズ、ネチネチと文句ばかり堰を切ったように書きますが…

断酒して、一歩退いて、俯瞰で見ると…アルコール市場は縮小傾向だとは言え日本社会全体が“飲酒へのハードル”を低く設定してませんかね?アルコールも【一種の文化】と一括りに言ってしまえば聞こえは良いですが……。冠婚葬祭、盆暮れ正月、ちょっとした記念日など何かにつけて飲む、呑む、臨む。楽しそうに見える。幸せそうに見える。親や身近な人達による洗脳とでも言いましょうか……。イヤ、洗脳だ。マインドコントロールだ。気が付くと足を踏み入れている。踏み入れ安い。

もちろんアルコールが社会全体における生活、雇用、インフラストラクチャー、日本を支える大事な税財源になっているのは百も承知で。僕みたいなゴミが依存症になっても知ったこっちゃないんでしょうけど。単純に依存症で苦しむ人口は減ってほしいと切に願っている。しかし、一部のコンビニやスーパーでは大々的にコーナーが設けられ手に取り安くハードルが低い。CM、広告ではアルコールが綺麗に、素敵に、美しく、優雅に表現されている。延いては子供の見る広告(YouTube)にさえアルコールのCMを垂れ流す始末。これで良いんでしょうか?好奇心があって、柔軟性に富んだ未来ある若者に、日本の、あるいは世界の宝に対してこんな“あけっぴろげ”に、憧れを抱かせて……。


自問自答。


洗脳は分かった。どうやって逃れるか?


自らアルコールを断ち、全力で楽しそうに…全力で幸せそうに振る舞う。

家族や友人知人に見てもらう。

そしてやっぱり、僕には本、読書が意識を変えさせたのだ。大袈裟かもしれないですが……文字、文章を“読めさえすれば”【断酒の扉】は開いていると思う。誰しもが幼少の頃から飲酒への洗脳を受けてきたのと同時に、幼少の頃から文字に興味を持ち文章を読んできた(嫌々読む人も居るかもしれませんが)と思う。

どちらの扉も開かれている。

もし、このnoteを今読んで下さっているあなたがアルコールで苦しんでいて……そもそも、そういった方のために書いているのだが……文章に興味がある(今、読んで下さっているのなら少なからずあるのだろう…)のであれば、是非是非ゼヒ!啓発本、ビジネス本なんかを沢山読んでマインドセットを変えて行ってほしい。

本気で断酒を目指しているなら【本】一択だと僕は思っている。


僕が読んで徐々にマインドを変えていった本たちを、これからのnoteには読書感想文的に綴っていこうかと思っとります(最後ナゾの口調)。他のnoteも読んでいただけると幸甚に存じます。


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