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【アメリカ大学】 編入なんてするんじゃなかった

編入して何がいいの?って聞かれること二ヶ月。
正直もうこの質問にうんざりしている。

だってわかんないんだもん。

高校の時に出願が終わってから志望校が決まったけど第一志望と第二志望、両方に落ちている。(そちらの話が知りたい方はこちらから)ある日編入すればいいんじゃね?って思って第一志望に出願を決めた。

世間が騒ぐ「仮面浪人」と言うものをしていた。

誰にも言わずにまたひたすらエッセイを書いたり先生と仲良くなったりを替え繰り返した。幸いにも英語の先生とすごく仲良くなって(多分)いい推薦状を書いてもらった。

唯一編入のことを知っていたのは親友のMだった。彼女は違う大学に行ってて中二ぐらいからの付き合い。エッセイはその子と仲のいい友達3人だけにに見てもらった。

合格通知が来た時はすごく嬉しかった。やっと達成したいことだ達成できて、やっと志望校に行けるって考えたら楽しみでしょうがなかった。

親にこんな大事なことを内緒にしていたのは人生初だった。そこで問題が起きた。合格したことを親に話すとそこまで乗り気じゃなかった。私は親は結構何にでもオッケーを出す。夜の10時に友達の家に遊びにいって、夜中の2時まで帰ってこなくても怒ることはほとんどない。だけど編入に関しては何故か反対だった。

アメリカの大学は州外に行けば学費が高くなる。ちょっとどことじゃなくてとんでもない額に。うちはそうなえらい額が払えるほど裕福ではない。だけど私立の大学を受けた私は結構な奨学金がもらえて、州内の大学に通うよりも安くなることが発覚した。それと同時に受かった大学はランクとして上だった。

大学の順位はそんなに気にしたことがないが学費が安くなったのは大きかった。そこで初めて親から編入のオッケーが出た。

いろんなことを考え最終的に志望校に編入することを決めた。さっきも言った通り楽しみで仕方がなかった。

でも現実はそう甘くない。

まず最初に問題になったのが寮の住民たち。色々知りたい方は後日記事を投稿するつもりです!

友達も思ったように簡単にできないし孤独な毎日が続いている。やっぱり元々行くつもりだった大学に行けばよかったと思い始めた。そこにいってれば友達もいるし、家に近いし、もっとよかったかのしれない。

一番恐れていたことが現実になり始めていた。

大学生活の中で初めて「早く家に帰りたい。もう大学なんて行く意味がない。人生嫌いになりそう」って心底思った。

でもどんな複雑な友情関係やルームメートの揉め事でも一番苦労しているのが授業。

授業に全くついて行けない。

永遠とわからないものを追いかけて追いつかない感覚。一年生としてここの大学に来なかったからか全部が難しく感じる。日に日に教授の言ってることが他言語に聞こえてくる。大学って怖いなって思った。通り過ぎる人みんなが頭よく見える。自分がこんな大学にいていいのか。合格したけど本当に実力で受かったのか。不安しかない。

明日のテストは有機化学。

大学の授業でも結構難しいとされてて何をしても不安しかない。勉強がたりてないんじゃないか。もっとやれることがあるんじゃないか。自分を落とすことしか考えられない。

来週は線型代数学のテスト。

数学は唯一得意分野だった。でもこの授業を受け始めてからもう得意なんて思えなくなった。今まで数学でこんな苦労したことない。どうやって勉強したらいいか、どっから手をつけていいかもわからない。

そんなことで悩まされてる毎日です。でも自分が選んだ道は間違ってないって信じる。いい学期になりますように。頼むよ、マジで。

今日の英単語は
imposter syndrome 
インポスター症候群: 自分の能力や実績を認められない状態。

まさに私やで。笑笑

ー花音

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