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真似するのは簡単そうで難しい

こんにちは!かのです!

今日は真似をすることは相当難しいということについてです。

あなたは『守破離』という考え方を知っていますか?

守破離とは、もともと武道や茶道で用いられた言葉で、古くからものごとを学ぶ基本的な姿勢、取り組む順序と考えられていました。

その守破離の最初のステップとされている「」は師から教えを忠実に学び、真似ることで基礎を固めること。守破離の中でも特に重要なステップとされてきました。


自分を封印する
真似ると決めたら自分を封印しましょう。自分の価値観や習慣に蓋をして白紙の状態にするのです。真似するつもりでも知らずに自分の習慣を付け加えてしまいがち。それでは期待した効果は得られません。
せっかく仕事のできる人のやり方を真似していても期待通りの結果にならなかった時、真似出来なかったのか、アレンジした事に原因があるのかが分からなくなってしまいます。
白紙の状態でこそ、その人の考え方や価値観を素直に受け入れられるようになり、正確に真似できるのです。
理想の自分に近い人を真似る
誰を真似るかは大切なポイント。仕事ができない人を一生懸命真似ても、仕事ができるようにはなりませんよね。
・結果を出している人
・信頼されている人
・自分が憧れる人
真似ができた時に自分の理想の姿に近づけるような人を参考にすると良いでしょう。
徹底的に真似する
真似をするなら徹底的に真似をしましょう。
例えば「仕事ができる人は残業しないから」と定時に帰宅することだけを真似ても先にはつながりません。定時に帰宅できるのはその日の業務を効率よく終わらせているから。
真似をするには参考にしたい人の行動をよく観察し、一連の行動を全て徹底的に真似するようにしましょう。自分ならこうするのに、とアレンジを加えるのはNG。
行動の背景を想像する
真似をした後、その行動の背景を想像することも大切です。
仕事のやり方を真似している最中は想像している余裕はないかもしれません。仕事帰りに今日1日の真似した行動を振り返りながら想像してみましょう。
・どうしてそのような行動をとるのか
・どういう視点から物事を見ているのか
・その行動からどういう結果が期待できるのか
このような真似した背景が想像できれば、もっと正確に真似ができるはずです。仕事ができる人の視点や思考も分かるようになり、他のところで活かせるようにもなるでしょう。
真似したい人とコミュニケーションをとる
できる限り真似したい人とコミュニケーションをとるように心がけましょう。話すことで自分が見た行動だけでは分からなかったその人の価値観を知ることができます。
同じ部署であれば外出に同行させてもらう、一緒にランチに出かけるなど、積極的に時間を共有しましょう。
社外や他部署の人の場合はなかなかコミュニケーションをとるのは難しいかもしれませんが、どこかにチャンスはないか、いつも探っておきましょう。


ひとこと

完全に自分を捨てないと真似できない

守が苦手すぎる

覚悟が必要


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