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野球の季節だー!


春来る
花より野球よ
我と母   
        鯛丸こころの一句


プロ野球のペナントレースが昨日から開幕しました。
今年もセリーグは予想が難しそうです。
特にヤクルトがわからない。AクラスもBクラスも全ての順位があり得る気がします。

巨人は昨年よりは断然強いでしょうね。
丸の獲得は言うまでもないんですが、
昨年は持て余していたゲレーロを原監督が上手く乗せて気分良くプレーしているのが伝わってきます。元々ホームラン王になったパワーは文句なしなので、今日の試合のようにタイムリーで打点も稼ぐとなると怖い存在になりそうです。打順も6番あたりがやりやすいのでしょうね。
思えば似たタイプの日ハムからロッテに移籍したレアードも下位打線で本領発揮してましたし。

阪神中日は厳しいシーズンになりそうですね。
点がとれない阪神と点を取られすぎる中日。
どちらも世代交代が進まないと優勝はなさそうです。

私は横浜ベイスターズを応援していますが、
優勝は無理だろうなあと感じます。
ただ昨年よりももっと上を狙える可能性はあると思ってます。
昨年は先発投手陣が不調や怪我でボロボロでした。
今年は今永が復活したのはすごく大きいです。
あとラミレスがフロントに叱られたらしく、
8番投手みたいな奇妙な采配は減るようなので。
とはいえ、相変わらず二遊間は大和がいなければどうにもならないレベルなのは変わらないですね。

パリーグはソフトバンクが総合力では一番です。
それでも西武が打ちまくって優勝したように、
ある程度の序列は決まってるけどもどのカードも見どころ満載だと思います。

ソフトバンクの優勝を期待しつつ、個人的に興味があるのはロッテの藤原外野手です。まさか高卒で開幕スタメン出場を果たすとは。打率は2割で上出来だと思いますが、何試合出場してホームランが出るかどうか。贔屓の球団ではありませんが注目していきます。

田中マー君の頃、つまり14年くらい前ですかね。
あのあたりで高校野球の選手は体格や技術の水準が上がったと感じます。
田中選手は別格だとしても、その後の高校野球のスター選手は、
即プロ入りした方が活躍できているようです。

これはレベルの向上ももちろんですが、大学野球の環境が過酷すぎるのも一つだと思われます。

甲子園は全国放送で視聴者の関心も高いので様々な問題提起がなされていますが、大学野球のリーグ戦は、リーグの期間中、毎日甲子園と同じレベルの連投や連続起用が続いていくのです。完投勝ちした投手が翌日も抑えどころか数イニングを投げるのもザラです。

その犠牲になったのが、斎藤佑樹であり島袋洋奨といった選手達です。
特に島袋投手は、連投する事が少ない監督のいる大学を選んで入学した年に、酷使酷使の監督に変わった不運もあり、高校時代のうなるような速球は見られなくなりました。

昨年、育成指名ながら一軍で活躍したソフトバンクの大竹投手や、
大学日本代表の4番を打ちながら横浜の8位指名だった楠本選手は、
怪我で活躍できるか未知数という事で低い評価だったようです。

アマチュア競技と聞くと、なんだかクリーンで教育の一環のようなイメージが刷り込まれていますが、こと野球に関しては、監督がアマ球界はもちろん、プロの球団に対しても権力を持つ歪な構造になっています
それほどの権力を持つ監督に「投げろ」と言われれば、痛くても怪我をしてても投げるしかありません。プロどころか就職先も無くされる可能性があるわけですから。

金足農業の快進撃の主役だった吉田投手が明らかにプロに行きたそうにしているのに大学進学と報じられていたのもそういうしがらみです。
若手をのびのび育てる日ハムに入ったのも幸運だと思います。
ぜひ、今後活躍して欲しいですね。


うーん。

母に先程電話をしまして、「野球が始まると新年度がきたなあと感じるね」と、笑い話をして、そういう愉快な話を書こうと思ってたのですが、ついクセで野球界の問題点について書いてしまいました。こういうクセを直したくてnoteで書くようにしているのですが、まだまだ修行が足りませんね。

ちなみに、私の母は巨人の試合を見ていて先発投手の変え時をピタリと言い当てる程の野球通というか巨人通です。内海と東野に関しては阿部捕手と同じくらいの観察眼を発揮していました。
いい時に怪我をするまだ若かった亀井選手を見て、「亀井はこんなままじゃレギュラーは無理」と言っていましたが、本当に亀井選手のキャリアはベンチ以上スタメン未満な感じになって驚いてます。

春の甲子園もいよいよ佳境に入ってきましたし、球春到来という事で、
今年も野球を楽しんでいこうと思います。


#日記 #エッセイ #徒然 #野球 #心の一句

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