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執筆日記63 新人賞に落選した

もう何度目か分からないが、新人賞に落選した。
年々落選した時の落ち込み度は減ってきている。
今年は「あぁ、マジかぁ」という感じだった。
胸がサーッとなる絶望感は無かった。

24歳で初めて落選した時が、一番自分を過信していて
「絶対いける。100%いける。俺以外が受賞するとか絶対ありえん☆」
みたいな気持ちでいただけに、一次すら通らなくて郵便屋のミスだと思ったりして、もう当時の僕は本当にアホだったと思う。

今年もそりゃあショックだったけど「またもっと面白いのを書けばいいやん」と思っている。絶対に諦めないとか信じるとかいうよりは、面白いのを書けばいいだけだと思っている。

まず諦めない。のか、まず面白いのを書く。のか、で結果が大きく変わる気がする。
まず諦めないになると、諦めないということにエネルギーを消費してしまう。
まず面白いものを書く、と考えると、その為にどうするか?を考えた後に、諦めないというフローが発生する。


自分の表層的な感情の揺れによって小説の質が下がるなら、できるだけ排除したいとさえ最近は思う。

小説を書きまくってます。応援してくれると嬉しいです。