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【KANNAX STORIES】IT総合商社からアフターブーケデザイナーへ【カナックスに転職】

こんにちは。
あなたの物語を保存するアフターブーケスタジオkannaxです。

カナックスでは、アフターブーケデザイナーを含め現在総勢約200名ほどが働いている中で、様々なバックグランドを持ったスタッフがいます。

カナックスで働く人々それぞれのストーリーをご紹介するKANNAX STORIES。第四回目となる今回は、IT総合商社からカナックスに転職した、一人のデザイナーの転職ストーリーに迫ります。

前回のKANNAX STORIESはこちらから↓


今回お話を伺ったのは、押し花デザイナーのシホさんです。

いつも持っているタンブラーが可愛いです…!

——前のお仕事について教えてください。

シホ:新卒で入ったIT総合商社に7年いました。様々なメーカーのパソコンやセキュリティ、ネットワークを扱う「ITベンダー」として、BtoBのお仕事をしていました。最初は営業部に配属され、新人はみんなテレアポから始めるスタイルでした。私は1年半で人事総務部に異動になり、そこでは3年ほど中途や派遣スタッフの採用担当を、最後の2年は労務として給料処理や様々な手続きの処理を行なっていました。

——様々な業務をご経験されたんですね!やはり就活からIT系を目指されていたのでしょうか。

シホ
:大学では心理学を専攻していて、もともとは出版系を考えていましたが、就活するうちにIT業界の将来性に惹かれてシフトしました。
グループ全体で1000人ほどの企業だったので、社内でも様々な機会に恵まれ、色々な経験をさせてもらえました。

——特に印象深い出来事などあれば教えてください。

シホ:やはり中途採用担当が長かったので、社内外問わず様々な人と関われたことは印象深いです。様々な事業展開に伴い、常に多くの部署から採用の要請がひっきりなしに来る状況でした。それぞれの部署にあった人材の採用は大変でしたが、各現場の責任者と人材会社担当の方と用件のすり合わせを重ね、コミュニケーションをとることでよりマッチした人材の採用につなげる事ができたと思います。
他のIT大手からの内定を持っているような優秀な求職者の方もいましたが、根気強く連絡を取り合い、最終的に事業内容や雰囲気の良さ、入社後のキャリア形成イメージができたためこちらのオファーを受けてくださったときなどは特にやりがいを感じました。
また、社風的にベンチャー気質もあり、トップの方と直接話す機会があったのはやはり採用担当ならではだったと思います。
採用担当の後は労務に移り、そこでは業務的に全部署の社員から様々な連絡を受けることが多く、対応に追われる日々でした。

IT総合商社時代のシホさん

——転職を考えるきっかけ

シホ:周りの人間関係も良好でしたし、新卒でそのまま7年続いた環境が惜しくもありましたが、30代に入る節目だったので、自分のライフスタイルを見直すターニングポイントだったなと思います。また、人事なども通して様々な業務に関わらせていただいたので、個人的には前職は「やり切った」という感じもありました。
次は自分のライフスタイルを大切にできる、好きなことを仕事にしたいという思いで就活し始めました。自分の好きなことを改めて考えたときに、何かものづくりに関われる仕事がいいなと。

——カナックスデザイナー以外に候補にあったお仕事などありますか?

シホ:内職系や、お料理教室のパン講師なども候補にありました!
ですがもともとお花が好きな気持ちがあり、未経験でもお花に携われる仕事がないか探していました。そんな中でカナックスのデザイナー募集を見つけ、自身の姉がカナックスで結婚式のお花をのこしていたことを思い出したんです。そんな縁もあってカナックスには応募しました。

——弊社では、入社前にご自身やご家族がカナックスで注文されていた…という話をよく聞きますよね。

シホ:お客様の人生の節目に寄り添う、カナックスのユニークなサービスだからこそ生まれる、素敵なご縁だと思います!

——他にも制作系のお仕事がある中で、カナックスを選ばれた理由はありますか?

シホ:様々ですが、まずやはり作品の雰囲気はとても好きでした。ブーケの形だけでなく、お花の種類や品種なども流行が早い中で、カナックスは特にしっかりトレンドを抑えている印象でした。
また、業界の中では最大手であることや、研修制度が充実していること、出勤日や時間が自由なこともとても魅力でした。

——前職とは違い、かなり感覚を重視する仕事だと思いますが、戸惑ってしまったことなどはありましたか?

シホ:やはり細かく覚えることが多かったのは最初苦戦しました。お花の種類や品種だけでなく色によっても作業工程が変わったり、やっと覚えたと思えば、より良い別のやり方が発見されて早速導入されたりと、カナックスならではの速度感に追いつくのが大変でした。ただ、それも裏を返せば「みんなで良いものを作ろう」という全体の空気感が常にカナックスを進化させているような気もしていて、入社してすぐにたくさんの方が優しく声をかけてくださったのはとても印象的でした。

——中規模だということもありますが、カナックスのデザイナーは本当にみんなフレンドリーですよね。

シホ:みんな、ライフスタイルとのバランスを保って仕事をしていると思います。前職はIT系なので若手の男性が8割でしたが、カナックスはお花関連ということもあり、女性が9割で、80代から20代まで広い年代幅の方がいて…そこも前職との大きな違いでした。どうしても女性ならではのライフステージがある中で、同性が多い環境は安心感もあり、それぞれに余裕が生まれている気がします。

——確かに、カナックスはそれぞれが好きなことを仕事にしながらも、プライベートも大切にしているスタッフが多い印象です。シホさんはIT総合商社でバリバリ働いていた時代があるからこそ、自分のペースで働けるカナックスの雰囲気があっているのかもしれませんね。今回は様々なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました!


今回はひとりのアフターブーケデザイナーの転職ストーリーをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
マイナーな業界であるからこそ、アフターブーケデザイナーはみんな未経験から始まります。そのため様々なバックグラウンドを持った方が多く集まり、みんなで手探りで進めていく中で、カナックス独特の雰囲気が生まれているのかもしれません。

現在カナックスではアフターブーケデザイナー(押し花部門)を募集しております。カナックスで、一緒にお花をのこす仕事をしませんか?


カナックスのアフターブーケ

アフターブーケは、お客様の想い出の花をお預かりし、「プレスフラワー(押し花)」または「フレッシュドライフラワー」に保存加工するオーダーメイドのサービスです。カナックスの独自の製法で、花びら一枚一枚、茎一本一本を丁寧に乾燥させ、熟練のデザイナー職人の手でアフターブーケとして想い出を形にしています。
※AFTER BOUQUET アフターブーケは株式会社カナックスの登録商標です。


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