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はぐくむコーチングスクールでの学び#6

今回のスクールでは、【質問編】ということで『GROWモデル』というものを学びました。

GROWモデルとは、Goal、Reality、Option、Willの頭文字を取ったもので、これに沿ってコーチング、特に質問を進めていくと良いというモデルです。

まずはその人の夢や目標を確認し、それに対して現状把握をした後に、どうしたらゴールに近づくことが出来るのか、そのための選択肢を考え、ネクストアクションまで落とし込むというイメージです。

この全体的なイメージを持つことはできたのですが、これを実際の質問にしようとすると難しく、自分的にしっくりくる質問を考え出すことが出来ませんでした。

私は、まずゴールを認識することが重要だなと思いました。いくらやる気があっても、自分が向かいたい方向や実現したことが定まってないと、行動しようがありません。行動したとしても、本末転倒になってしまいます。

私は個人的に目標や夢を想像することが好きで、「こうなったらいいなぁ」「こうできたらめっちゃよくない」とあれこれ妄想します。そうすると、そのわくわくパワーでエネルギーが湧いてくるんです。

そのエネルギーを、想像するだけではなくネクストアクションに使うことがなにより重要だと思いました。私はゴールを想像して終わってしまうことが多々あるので、このGROWモデルでネクストアクションまで考えられるのはとても有難いです。

まず、Goalの質問をするときには、焦点を絞ることが大切だと学びました。例えば、「どうなりたい?」ではなく、「3年後どうなりたい?」と問いかける。どうなりたいという非常に広い質問でも考えられる人もいると思いますが、3年後と焦点を絞ることでクライアントも想像しやすいはずです。早速これは、ペアコーチングで使いました^^

また、「なんでもできるなら」と枕詞をつけることで、相手が自分の可能性を塞がずに考えてもらえるということも学びました。確かに、「なんでもできるなら」と言われると、現実はある様々な制限や枠を取っ払い、自由な発想ができる気がします。そしてそれを、上手く現実のアクションに落とし込むことが何より大切で、難しそう。。。と思いました。

Realityの質問も少し似ていて、「今はどうかな?」よりも、「今の自分は何点だと思う?何合目にいる?」といったように、クライアントが今の自分の位置を明確に認識できるような問いかけがより良い質問です。

OptionとWillの違いがはっきりと分からなかったのですが、Optionは中長期的、Willが直近の行動というので区別して理解することが出来ました。

私はこれまで、コーチとしてコーチングをするときに、どんな終わり方をすればいいのかというのが悩みとしてありました。それが、このGROWモデルを使うことで、Willの質問をして相手のネクストアクションを確認して終わるという1つの終わり方のモデルを見つけたので、この悩みが解消された気がしました。

また、コーチングを受ける側にとっても、「明日から〇〇をするぞ」という実際の行動を決めることで、机上の空論で終わらない感じがして、すごく前向きな気持ちでコーチングの時間を終わることが出来るなと思いました。

今回新しいGROWモデルというものを学びましたが、やはりコーチングの基礎は傾聴なので、「相づち・うなずき・オウム返し・エンジェルアイ」を意識したうえで、GROWモデルを実践したいです。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました🌟

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