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2023年を振り返って

2023年は “走り抜いた一年” だった。

1月 北海道で心が洗われる
2月 シェアハウスへ引っ越し 
3月 千葉~福井~島根で先行事例を学ぶ
4月 The World Kitchenの準備に追われる
5月 The World Kitchen2023 in Spring
6月 ハタチになる 
7月 人生最大の青春
8月 会津未来人材・出石ENNGAWAマルシェ・さざなみバイト etc…
9月 ガーナ→休学
10月 The World Kitchenの準備&1回/2週間の東京研修
11月 The World Kitchen2023 in Autumn→フィンランド
12月 やや魂が抜ける

2023年の抱負として今年は動く一年にしますと言った通り、今年は国内外たくさんの場所に行った。東京は平均すると月一のペースで行ったと思う。

【今年の四大ニュース】
●The World Kitchen
●ガーナ
●フィンランド
●休学

岡山でのまちづくり活動 The World Kitchen

岡山で大学の友人たちと企画・運営している多文化交流フードイベントThe World Kitchen。2022年の7月に団体を立ち上げ、GDPという国際色豊かなプログラムの特徴を生かして、まちの中でも外国人や地域住民をはじめとした様々なバックグランドを持った人が、コミュニティの枠を超えて出会い・交流できるきっかけをつくることで、岡山のまちに多様性の輪を広げ、誰もが住みやすいまちづくりを学生中心で推進したい、岡山で何か新しいイノベーションが起こるきっかけを創りたい、何より多様性のパワーを実感している自分たちだからこそできることがある、そんな想いで活動している。

もともと母体があったとはいえ、20人近くの団体になり、2日間でおよそ1500人を動員するイベントを作り上げられるようになったことは、成果としてもいいのではないかと思う。

組織の代表としての不甲斐なさやチームで一つの方向に向かって進むことの難しさに苦しんだ2022年下半期から、ただただ必死にイベントに向けて議論し、交渉し、動き続けた先に今がある。
その時は必死だったが、今後ろや周りを見ると、個性豊かな仲間と、私たち学生と対等に接してくださる素敵なおじさんたち、応援してくれるまちの方に囲まれてる。

いつもは喧嘩腰で議論し合っているメンバーに「かんなだからついていってるんだよ」と言われたときは飛び跳ねたいくらい嬉しくて、自分が少なからずやり続けたことが少し報われた気がした。

たった一年半前に来た岡山で、こんなに素敵な人たちとまちの中で活動できていることがただただ有難くて、幸せ。

またまだ課題はあるし、自分たちがやっていることが本当にインパクトを出せているのか、今後の団体についてなど考えることは尽きないが、今年も2回イベントを開催し、チームとして少しずつ形になってきたことは少し誇ってもいいことだとしておこう。

2週間のガーナビレッジステイ

ずっと行きたかったアフリカ・ガーナに20歳のこのタイミングで行けたことは、本当に人生の中でも大きな経験になった。

お金もない中でThe World Kitchenやアルバイトで担当していたマルシェをほったらかし、lazy styleを辞め、色々と無理をしての渡航になったけれど、人間として大事なことや島などへ原点回帰をすることができた。

人間本来の姿や関わりを教えてくれた村人も、可能性の塊であるガーナの若者も、私にたくさんのエネルギーをくれた。それは喜び・もどかしさ・怒り・愛、色々な感情から起こったエネルギーだけれど、間違いなく裸の心を持った自分が素直に感じたことだった。
何者でもない自分になれた2週間での経験や感情は、あらゆることにもまれ、迷った時に羅針盤になってくれるはず。

J-starXの研修でフィンランドへ

正直ただただ圧倒された一週間だった。今の自分がフィンランドで見た景色や出会った人に全く追いついていないことを痛感させられ、自分と世界との距離を知ると共に、世界のレベルを未熟ながらに体験することができたのは本当に貴重な機会になった。

今もフィンランドに一緒に行った仲間の活躍を知るたびに、“私も自分の道で頑張らないと”と鼓舞される。少し背伸びしないといけないくらい視座の高い仲間と出会たことがフィンランド研修の何よりの財産。

今まではどうしても周りと比べて、自分のやっていることややろうとしていることが周りと劣っているとかショボいとか考えている自分もいた。
でも全く違う分野で活動していたり価値観を持っていたりする49人に出会ったことで、それぞれの役割があって、誰や何がいいとか優れているとかではないということを心から感じ、今もちろんそういう思考が頭をよぎることも度々あるが、今見えている成果だけじゃなく、それぞれのタイミングと使命があると自分のやるべきことに集中できるようになってきた気がする。

今年は2回も海外に行くことができ、見たことない景色や自分と全く違った価値観を持った人(でも同じ部分もある)に出会う度に心がぐわーっと熱くなって、生きる素晴らしさを心の底から感じた。
やっぱり定期的に海外=自分の知らない世界に行くってやめられない、そう感じた一年にもなった。

ぬるっと突入した休学

2年生の後期10月からぬるっとしれっと休学をした。
1年生の時からずっと考えていたことだったし、自分にとって大学というものにそもそもそこまで重きを置いていなかったので、休学しても生活に大きな変化はなかった。

ただ、授業や課題に充てていた時間がぽっかり空いたので、生活全体に余裕が出た。友達とごはんに行ったり、家事をしたり、料理を作ったり・・・

一見怠けていると見える時間も、心の健康やQOLを保つために地味に大事で、休学してよかったなぁと思う。
2週間に一回の夜行バスとんぼ返り東京研修という狂ったスケジュールも休学したからこそできたこと。

しかし、10・11月はThe World Kitchenやフィンランドで必然的に怒涛の日々だったが、フィンランドから帰国してやっと落ち着くと、一日一日があっという間に過ぎ去っていき、このまま1年間の休学期間が終わってしまうような気がして猛烈に焦りが出てきた。

目の前のことで精一杯だった休学前から、やっと島の事業に着手しなければ、向き合おうと、そんなフェーズに突入した。



目まぐるしくとにかく動き、走り抜いた2023年。
私にとっては島の事業への充実しすぎたステップとなった一年。

2023年に関わってくださった方、出会って下さった方、全ての人に大きな感謝と愛を伝えます。

さあ、こここからです。


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