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【イベントレポート】紙を愛でる、紙で遊ぶ、2日間『第二回 紙詣 2022』

1月8日(土) ・1月9日(日)両日で開催したイベント『第二回 紙詣 2022』は、ファミリー層を中心にたくさんの方々がご参加くださり、新年の幕開けに相応しく賑やかで充実した二日間となりました。
足を運んでくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。

今回イベントの会場となったのは、昨年11月に上京区・堀川商店街にオープンした大垣書店さんが運営する新しい文化施設『堀川新文化ビルヂング
書店やカフェ、イベントスペースやギャラリーなども併設された、新たな文化発信拠点です。

偶然にも1階の「ショウウインドウ」にて、KANMAKIがコラボしているアーティスト・横山隆平さんの個展『THE WALL SONG in SHOW WINDOW』が開催されていました。
横山さんの作品には、KANMAKIの顔料箔が使用されており、切り撮った都市の風景を顔料箔やUVプリンターなどの様々な印刷技術を織り交ぜて表現されています。
作品のどこに顔料箔が使われているのか、伝わりますか?

KANMAKIにとっては、今回のイベントが初めてのワークショップ出展でした。
そんな私たちを支えてくださったのは、『紙詣』の主催である修美社さんと、箔を活かした素敵なワークショップ企画を考えてタッグを組んでいただいたNotebの皆さんです。

『紙詣』では、子供から大人まで今回のイベントを通して、楽しみながら紙や箔に関する学びや体験が得られるような3つのワークショップを用意。
結果、両日で約180名もの皆様にご参加いただけました。

1.星屑ノート

修美社さんの人気ワークショップ。
印刷屋さんで毎日生まれる余り紙(紙出・しで)を利用したサステナブルな正方形のノートです。
好きな表紙やカラフルで種類豊富な紙を選んで組み合わせ、自分だけのオリジナルノートが作成いただけます。
1枚ずつ剥がすことができるため、ノートとしてはもちろん、折り紙、ペーパークラフト、便箋…と用途は星の数ほど。
KANMAKIの箔を利用して、表紙の装飾を楽しんでいる方もいらっしゃいました。

2.金箔でデコるおめでたい写真撮影

Noteb x KANMAKIの企画です。
会場でプロのカメラマンさんに撮影して貰った写真をその場でプリントし、写真台紙には印刷工場で生まれた余り紙を選びます。
その後、ボールペンでなぞるだけで箔押しが簡単にできる、KANMAKIオリジナルの“Gilded Paper“で、写真や台紙を自由にデコレーションいただけます。

文具好きの方々やファミリー層だけでなく、カップルやご友人同士、お子様から大人まで、たくさんの方々が夢中になって楽しんでくださいました。

3.箔初め(ハクゾメ)

こちらもNoteb x KANMAKIの企画です。
同じく会場でカメラマンさんに撮影して貰ったモノクロの写真に、ラミネーターを利用して箔の加工を施します。
細かい部分まで染められるカラフルなフィルム状の箔を使うことで、モノクロ以外に、金色・赤色・紫色の箔カードが完成します。

箔初めのワークショップでは、箔のフィルムを剥がす体験が病みつきになってしまう方が続出!
同じ画像でも色によってニュアンスが変わるので、その変化を楽しんだり、抜け殻の箔にも「愛着が湧く」とお持ち帰りを希望される方が多く、余すことなく箔を楽しんでくださるお客様の姿には、思わずスタッフも胸が熱くなりました。
会場で初めて販売した“箔キット”も、ワークショップを体験した8割の方が購入してくださいました。ご自宅でも箔押し体験を楽しんでいただき、新たな箔の魅力を発見するきっかけになると嬉しいです。

今回、『紙詣』にてワークショップを実施してみて、お客様が目の前で楽しんでくださる様子や、箔や紙を通して笑顔や夢中になっている姿をたくさん目にできたことが、参加しているスタッフにとっては何よりのお年玉になりました。
まだまだコロナ禍が続く世の中ですが、今回お客様からいただいた「ありがとう」の数々と、「もったいない」に溢れた課題を糧に、KANMAKI一同、次に向かって頑張ります!

 『紙詣』イベントへの出展にお声がけいただいた山下社長はじめ、チームワーク抜群の修美社の皆さん、タッグを組んでいただいたNotebの皆さん、会場をご提供いただいた大垣書店さん、ご協力いただいた関係者の皆さん、ご来場いただいたお客様に、重ねて御礼申し上げます。

最後になりましたが、2022年が皆様にとって金箔のように眩く、健やかで充実した一年となりますように。
本年度もどうぞKANMAKIをよろしくお願いいたします。

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