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【入社エントリ】環境大善に入社しました〈マーケティング部 竹井涼〉

初めまして、竹井涼です。

この度、2022年2月から北見のバイオベンチャーの環境大善で働くことになりました。
主にマーケティングやPR業務を担当していきます。

今回、入社してすぐの目線で会社のことを紹介すべく、入社エントリを書きたいと思います。
この記事が環境大善に興味を持ってくださる皆様の参考になれば幸いです。

これまで何をしていたの?

北見市出身。
小中高と北見で育ち、北海道大学工学部、北海道大学院情報科学研究科卒。
関東で7年ほど自動車業界で研究開発職に従事。
主に次世代のLEDヘッドランプ・リアランプの開発に携わっていました。

そしてこの度家族でUターンし、縁あって環境大善に入社を決めました。

入社式で社長と。

全く畑違いのところから、環境大善に入社を決めたわけですが、そこには2つ理由があります。

1.ブランディングに力を入れていること

まず、製品のパッケージがおしゃれ!
消臭液という製品でも、家庭のインテリアの一部になれるデザインで紹介されていました。
しかし、環境大善でミソになるのが、ただパッケージのデザインにこだわっているというだけではなかったのです。

企業ロゴのキャラクター(善玉菌の大善くん)をユニフォームから工場の建物、はたまた名刺や封筒にまで載せて、会社全体の統一イメージとしてブランディングしていたのです。
そして2020年3月には、統一されたイメージを実現するべく、社名まで変更していたとは!

札幌の著名なアートディレクターの方とタッグを組み、目に見えるブランディングを行なっていたことが、地元でも面白そうな会社があるんだと思ったきっかけでした。

消臭液「きえ〜る」シリーズ。

2.研究開発に力を入れていること

もう一つは、北見の会社でまさか研究開発をアピールしている会社があるとは!というのが胸に刺さりました。
ただ製品を作って売るだけではなく、「どのような作用で効果が出ているか」「原理を解き明かし新しい製品に使えないか」という研究を進めていると。
また北見工業大学に共同研究講座を開き、広い研究室の中に様々な実験機器を揃えていると。
採用ページを見て、環境大善では本質を追求したものづくりが出来るのではないか!?という希望を抱きました。

ブランディングと研究開発。
両方に力を入れているからこその独自性に惹かれて、エントリーすることを決めました。

※ドット道東の #道東ではたらく の求人記事もめちゃくちゃ参考にしました!

北見工業大学内の研究室。

面接はどうだった?

次にどのようなプロセスで環境大善への入社が決まったかをお伝えしていきます。
選考プロセスは今後変わる可能性もありますが、参考の一つとしてご覧ください。

エントリーをしたのは2021年の10月。
HPのエントリーフォームから自分の強みや、会社に入ってやりたい事を自由に書く形式でした。
手書きびっしりの履歴書を送ったり、新卒の就活のような多くの設問で何百字も書くエントリーシートの提出を求められたりする訳ではなかったのが、印象的でした。
この時点で、敷居を下げて多くの人から話を聞きたいというスタンスを感じました。

エントリーフォームを送って、早速同じ週内でオンライン面談が決定。
3名の方に1時間ほど、ざっくばらんに話を聞いたり、自分がやりたい事を話したりという機会が設けられました。

そこから簡単な履歴書提出、Webテストと続きました。
さらに特色があったのがストレングスファインダーという強み診断の適正テストでした。
米国の調査コンサルティング会社が開発し、仕事をする上での個人の強みを見つける効果があります。
(この強み診断と面接でのやり取りから、これまでの研究職以外での期待を受けることになりました。)

11月には東京から北見に向かい、社長も含めた面談、工場・研究所・原料プラントの見学と丸1日時間を取ってもらいました。

選考は以上で、1週間ほど後に正式に内定の連絡をもらいました。

冬。会社の外には雪原が広がっています。

入社してみてどう?

環境大善は地域の酪農家さんから牛の尿を買い取り、独自の発酵・培養技術を使って「善玉活性水」を作り出しています。
それを原料に消臭液や土壌改良材として製品化し、価値あるものに変えるという事業を行なっています。

私のこれからの仕事は、これらのSDGsに向き合った製品群のマーケティング・PRが主な担当です。

パッケージデザインをリニューアルした園芸・農業用商品

弊社はまだ小さい会社でオールマイティーな人材を求めてるということで、早速色々なミーティングに参加してインプットをしています。
例えば、社長の取材に同行させてもらったり、SNSの運営に携わらせてもらったりしています。

社内はベンチャー気質に溢れて、今までの大企業よりもスピード感、勢いをひしひしと感じています。
そして何より社長が日々語る言葉・ビジョンがアツい!

実は元々、牛の尿は雨などで川に流れ込むと、悪臭や水質汚染などの原因になっていました。
それを微生物の力で完全に発酵させると無臭になるだけではなく、消臭や作物の生育促進などの効果がある有益な液体に変えることができるのです。

地域の酪農家さんとタッグを組み、生み出される製品は北海道だけでなく、全国・海外の農業に役に立つ。

それは巡り巡ってまた私たちが作り出す製品の原料につながる。
(この新しい価値を与えるものづくりを「アップサイクル型循環システム」と呼んでいます。)

未来志向の自分としては、社長が描くビジョンを聞くたびにワクワクして心を動かされています。

ご当地の酪農家さんや事業を支えてくれる方々と、 サステナブルな製品づくりをしています。

これからの目標は?

僕は北見の自然に囲まれた中で子育てをしたいという思いと同時に、地元の北見・道東・北海道を元気にしていきたいという思いがあります。

北海道に限らず、地方にUターンしたい、移住したいと考えたときに、まず仕事を見つけることが大きな課題になります。

僕は、幸いにも地元に環境大善という、未来へのビジョンを持つ会社があり、縁あって入社することが出来ました。

ただ、僕の周りにいた関東に出てきた同郷の人にも、地元に戻りたいけれども、仕事がない・産業がないと思っている方は大勢いました。

Uターンしたい・道東に移住したいという方々に、環境大善の仕事を通して、会社を発展させ地元の産業を大きくすることが出来れば、「ここでも新しい生活が出来るんだ」という希望を持ってもらえるのではないかと考えています。

それは、外から来たいという思いを持つ人だけでなく、地元に残っている人への希望にもなり得ます。

今は出来る仕事を一つでも増やし、環境大善を応援して下さる皆様とともに、未来を作っていきたいと思っています。

北見の旧国道からも見える、会社の看板とロゴマーク。

環境大善へ興味を持ってくださる方へ

北海道の道東という自然溢れる土地で、プライベートも充実させながら仕事ができるのは魅力的な環境だと思います。

今どんな場所にいて、どんな仕事をしていようと、何かしら私たちと接点があるかもしれません。

少しでも環境大善や、地球環境を考えたものづくり、弊社の製品に興味を持った方がいれば、どうぞご連絡をお待ちしております!


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