券売機で一番端の一番高い切符が行く町
BUMP OF CHICKENというバンドの
『車輪の唄』という曲の中に
“券売機で一番端の一番高い切符が行く町を 僕はよく知らない”
という歌詞が出てきます
『車輪の唄』がリリースされたのが2004年
その翌年の2005年から12年ほど横浜に住んでいたのですが
日々あらゆる路線が入り混じる路線図を見ては
いつか歌詞にならって一番端の駅へ行ってみようと考えていました
神奈川県に住んでいた最後の7年ほど
京急線の戸部駅が最寄りの戸部本町というところに住んでいました
北海道に19歳まで住んでいた頃は
家族旅行や部活の遠征、修学旅行などでしか遠出をしたことがなく
そしてこういった行事は誰かが組んでくださったスケジュールに
ただ乗っかるだけですべてが済まされていたので
自分で電車に乗ってどこか遠くへ行くということを
あまりしたことがなかったのでした
横浜で1人暮らしを始めて
たとえば電車で簡単に都県をまたぐことができるんだっていうことであったり
桃太郎電鉄というゲームの中で知っていた駅やランドマークがたくさんあるって興奮したり
入浴剤で聞いたことのある温泉地が来るまで行けるところにたくさんあるとわくわくしたことを覚えています
友人と温泉旅行で行った東海道本線の湯河原駅であったり
いつか寝過ごして辿り着いてしまった東葉高速線の東葉勝田台駅であったり
歩いても行けたみなとみらい線の元町・中華街駅であったり
静岡県の湖西市に住む友人に会うために行った東海道線の浜松駅であったり
知床へ行くために乗った釧路駅であったり
免許を取るために行った糸魚川までの新幹線であったり
長時間の電車移動も色々ありましたが
結局“券売機で一番端の一番高い切符が行く町”という歌詞にならって目的を持って達成したのは
京急線の三崎口駅だったと思います
まぐろがとっても美味しかったです
何の話?っていう特にオチのない話なんですが
ときどきこの『車輪の唄』が頭を流れると電車に乗りたくなるということが言いたかったのと
路線図って見ているだけでも楽しいですよねって言うことと
色々思い出していたら横浜に遊びに行きたくなってきたという雑談でした
札幌に帰ってきて7年
最後に横浜に遊びに行ったのはちょうどコロナ禍に入る前の2019年だったので
もう5年になるんだなぁとしみじみ
テレビやネットニュースで見ているだけでも
横浜や職場があった渋谷あたりは随分変わっている様子
横浜ベイスターズファンの姉夫婦と
オリックスバファローズファンの僕が
横浜スタジアムで交流戦を観戦するという目標は
今年はスケジュール的に厳しくなってしまいましたが
横浜自体には年内には一度必ず足を運びたいと思っております
いつか横浜にもカウンセリング拠点を持つことも
わくわく描きながら。