榊原一樹

くれたけ心理相談室 札幌支部の心理カウンセラーです。 心理カウンセリングをもっと身近な…

榊原一樹

くれたけ心理相談室 札幌支部の心理カウンセラーです。 心理カウンセリングをもっと身近なものに。 個人様から法人様に至るまでご年齢・ご性別問わず。 オーダーメイドで共に歩みます。 https://sakakibara.counseling1.jp/

最近の記事

ひとまず食べる

大竹しのぶさん演じる母・南が 吉沢亮さん演じる息子・武四郎に発する言葉 あったかいんですよね 良くも悪くも感情が昂ぶったり 忙しすぎたり集中しすぎていたりすると 食事に目がいかなくなる人っています 僕もそんなときはありましたが 基本的にはアンパンマンみたいに お腹が空くと力が出なくなる人間なので 食を飛ばすという選択はほぼできないです 一方で 心や身体がパワフルな人って “食べる”ということも大切にしている人が多いように思います その具合は人それぞれですし 内容によ

    • 強がりさんの笑い声

      強がりさんの笑い声が聞こえた 恥ずかしさを隠すようにしているけれど 少し顔はひきつっていて 少し不自然に声は大きい 強がりさんの笑い声が聞こえた 本当は自信がないのだけれど 必死にそれを隠しているような けれども一生懸命自分の中の何かと戦っているような 強がりさんの笑い声が聞こえた 大丈夫じゃないのに「大丈夫」だって 無理矢理に引き上げた口角 その目は赤らんで見えた よく頑張ったねって自分に言ってあげている? 大丈夫じゃない時に誰かに助けを求めている? こぼれそう

      • まず謝る部分

        もしかしたらまだ納得できていないかも知れないけれど もしかしたらまだ理解できていないかも知れないけれど 不快な思いをさせてしまったこと 寂しい思いをさせてしまったこと 悲しい思いをさせてしまったこと それについては事実なのだとしたら そこはまず謝る部分と捉えてみる それがあるかないかだけで 落ち着いた話し合いができるか 怒りや悲しみを増幅させるかって変わってきたりする 謝った方も謝られた方も そこからはできれば冷静に どんなことをされたら自分がつらかったのか どんな

        • 流れって続くもの

          良い流れも悪い流れも 続くことってある 良い流れの時は 気持ちが良い反面 これで良いのか?ってちょっと不安になってしまったり 悪い流れの時は 居心地が悪くて 早く終わってくれないかななんて思ったりする どちらの場合においても ある程度その流れに身を任せてみるって 大事な思考の1つだと思っています       どういうことかというと 僕自身がよくやってきたのは 流れるプールみたいに ふわーっと流されながら その状況をよく観察してみるということ どんな時に どういう条件

        ひとまず食べる

          全体を見渡す

          物事に対して 人はやはり見たいものを見るし 見えやすいものに目は行きやすくなる部分はある なので 全体を見渡す力ってとても大事だと思っています       物事も心も身体も 繋がったり隣り合ったり 重なったりその後ろに隠れているものってある 自分自身がそこから離れて見てみる 手元にあるそれを少し離して見てみる 自分の視点だけでなく誰かの視点を聴いてみる       答えは1つじゃなかったりするし 1つのゴールに対しても様々な向かい方があったりする ちょっと行き詰っている

          全体を見渡す

          “できない”を“できる”の変える最高の表技

          昨日 くれたけ心理相談室のオンラインお話会 無事に終了いたしました 夢を語りました 歩みを語りました 幅広い年齢層で 大人になってから夢を語るって こんなに素敵なことがあるでしょうか お話される皆様の表情が とても輝いて見えました ナビゲーターとして また参加者の1人として 幸せな時間を過ごさせていただきました       夢に大小はないと思っています 夢に年齢制限もないと思っています 「できない」を「できる」に変えるためには 「叶わない」を「叶う」に変えるためには

          “できない”を“できる”の変える最高の表技

          冗談が通じない

          「冗談が通じない」 と彼は言う 「あれが冗談だなんて冗談じゃない」 と彼女は言う 世代や性別、地域や文化 それらもまた1つの要素でしかなくて 解釈は人それぞれ       冗談のつもり 理解しているつもり 伝えたつもり つもりつもりが 積もり積もると 問題がどこにあったのか 分からなくなってしまうくらいに埋もれてしまうことも       その目を逸らさずに見て きちんと感じること 間違ったなと思ったら 素直に謝ること どうしたら良いか お互いに確認し合うこと どん

          冗談が通じない

          タラレバ

          あの時こうしていたら・・・ あの日に戻れれば・・・ そう思うことは 少なからず誰しもあることかも知れません それ自体は悪いことではないと思っています 振り返るってとても大切なこと できることならば そこからもう1つ向き合えたら良いなと思います 何を言ったとしても そうならなかった そうできなかったあの日を経ての今があることは間違いありません まったく同じものは取り戻せないとしても ここからどうしたい? 願望を持ってみる そのために何ができる? 小さくても1つでも良

          タラレバ

          いったん受け入れてみる

          たとえば相手がそうしたいということ たとえば相手にこうしてほしいって言われたこと たとえばこうしたら良くなるよって誰かが言ってくれたこと たとえば過去にクリアした人はこうしたって教えてくれたこと 今は納得できないかも知れない 初めはしっくりこないかも知れない けれども何か変えたいとは思っている もうひとつ上に行ってみたいとは思っている そんなときは 無理のない範囲でいったん受け入れてみる モノも行動も思考も 今ある当たり前だと思っていたその姿から 慣れ親しんで変える

          いったん受け入れてみる

          鈍感になる

          会社員・沖田誠は 世間の常識と偏見で凝り固まった思考のせいで “最近の若者”が理解出来ずに職場でも家庭でも疎まれていた そんなある日 息子の友人でもあるゲイの大学生・五十嵐大地と出会い 次第に彼の魅力に気付き、仲良くなっていく そして人としての成長を誓った誠は 自分の中の常識をアップデートすることを決意するという 練馬ジムさんの漫画が原作のドラマです 各話ごとに 原田泰造さん演じる主人公の中での偏見がアップデートされていく場面は とても考えさせられるものがあり 自分の中

          鈍感になる

          0か100か

          0“か”100“か”だけではなく 0“から”100“まで”ある 伸びしろしかない0 1も立派な成長 10も積み重ねた証 30でわくわくしてみる どちらの可能性がある50もおもしろいし 心地好い70ってのもあり いけるときは120までいっちゃう? 200は行き過ぎてるかもしれない 少し落ち着いて85くらいのときだってある それをどう捉えるか その状況をどう楽しむか そこで何ができるか そこから何を変えられるか 今をよく知って ここからを見上げてみる。

          『休む』ということにも全力を使ってみる

          休むことが下手な人っています 僕も昔はそうでした 休むということに 上手いも下手もあるのかと思われるかもしれませんが あると思っています たとえばそもそもの休みが少ない人って それに慣れてしまっていて たくさん休みが取れたりすると 何をして良いか分からなくなって 逆に頭も心も疲れてしまったりする 休むことを申し訳ないと思っている人って 周りから勧められてもなんだか後ろめたさがあって 全力で楽しめなかったりする 世界はひとりで周っている訳でないし あなたがいなければ回ら

          『休む』ということにも全力を使ってみる

          サッポロ珈琲感覚㉓~pudding maruyama~

          コーヒー屋さんに15年関わってきた経験と、趣味としてもカフェ巡りが好きなことを活かし、札幌の素敵なカフェを紹介させていただくサッポロ珈琲感覚 第23弾です。 今日ご紹介させていただくのは、pudding maruyamaさんです♪ 札幌市営地下鉄東西線 西28丁目駅から徒歩10分ほどの住宅街の一角にある一軒家カフェです。 寒くなり始めてきた秋ごろにお伺いしましたが、玄関から雰囲気の温かさを感じました。 木目の床や椅子の色合いも目に優しく、ここへ来て良かったなと何もいただく

          サッポロ珈琲感覚㉓~pudding maruyama~

          踏み出してみる

          やってみたいこと やらなければならないこと たくさんありすぎて何から始めたら良いか分からないとき 複雑すぎて何から手を付けたら良いか分からないとき とりあえず始めてみる とりあえず動いてみる というのも悪くないと思っています       気が向いたもの 取り掛かりやすいもの 簡単そうなもので良い そして失敗しても良い いきなりレベル10とかステップ10までいけなくて良いので レベル1でもステップ0.5でもまずは踏み出してみるということ       たとえば そのドアの

          踏み出してみる

          いつまで自分の心に嘘をつき続ける?

          大丈夫じゃないのに隠すのが上手い人 大丈夫じゃないのを隠すのが上手いと思っている人 ごめんね 見えちゃっているよ 聴こえちゃっているよ いつまで自分の心に嘘をつき続ける? 話そう 放そう 離そう 本当の“大丈夫”を確認しに行こう 本当の“大丈夫”を見つけに行こう 本当の“大丈夫”になろう そこに辿り着けたならきっと 今よりもっと強く 今よりもっと柔らかく 今よりもっと優しくなれるから。

          いつまで自分の心に嘘をつき続ける?

          思い通りにならない世界

          何度も何度も伝えているのに伝わらない こんなに言っているのに相手は何も変わってくれない 自分も思っていたことがあったし ご相談の中でもよく聞かれる言葉です そんなものなのかも知れないし ある程度そんなものだと思っていた方が楽なのかも知れません あくまで自分は自分で 他人は他人なんですよね       「勝手に期待して裏切られたからって 相手をうらむのではなく それは自分が悪いと思った方が良い」 と高校生の頃、誰かに言われたことがあって その時はなんだか寂しくて なんて

          思い通りにならない世界