見出し画像

自由律俳句 #91 海が見えるローカル線の窓を開ける

詩集放り出して寝こけている



そこのすずめも自分の見せ方を知ってる



路地裏のたび三日月がひょっこり



生け垣にこおろぎが独唱して居る



海が見えるローカル線の窓を開ける

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?