子どもに一番必要なのは「遊ぶ時間」なのかもしれない

我が子が小学3年生になって、6時間授業が増えた。

学校から帰ってきてからの時間の使い方を、見直さなくてはいけなくなっているのだけど、やっぱり子どもの遊ぶ時間は減らさないようにしたい


遊びで集中力を鍛える

私は、極力宿題は出さないでほしいと思っている保護者だ。

この記事でも書いているように、私は子どもに一番必要なのは、「遊ぶ時間」だと思っている。

私は、集中力を鍛えるのは「夢中になること」、つまり遊びや読書(マンガ含む)だと思っている(アニメや映画は別。あくまで能動的な活動)。

集中力の訓練として遊びを考えた時、「なるべくまとまった時間、遊ぶ」ことが大切だ。

大人だって同じだと思うが、最初のうちはなかなか集中できない。人によってルーティーンなどをやって集中できる場合もあるだろうが、子どもの場合は「今日はこれの気分」にたどり着くまでに、そこそこ時間がかかっているような気がする(30分から1時間くらい)。学校モードからの切り替えに時間がかかっているのかもしれない。

「今日はこれの気分」で集中力を発揮して、それを大人の都合で途切れさせないようにするには、「今日はこれの気分」が見つかってから1時間は遊ばせてあげたい

子どもが遊びに集中しているときに、大人の都合でそれをやめさせてしまうことが多いような遊ばせ方をしていると、集中力を身に着けるうえで悪影響を及ぼすような気がしている(あくまでも経験則)。

なので、我が子には夕方の遊ぶ時間を平日でも最低2時間は作りたいと思っている。


毎日勉強する習慣はつけたい

子どもに一番必要なのは「遊ぶ時間」とはいっても、自分のことを振り返って考えてみると、自分が小学生の時にほとんど宿題がなかったせいで、家庭で学習をする習慣がついていなかったのは間違いない。

小学校高学年になり、「テスト勉強」というものはするようになったのだが、大人になって振り返ってみると、「テスト勉強」は、テストが終わると忘れてしまっていて、本当の自分の力にはなっていないと思う。

来客がある日の前日に、一生懸命片づけをして部屋をきれいにして、来客を迎えた日だけきれいな部屋で、そのイベントが過ぎてしまえば元の汚い部屋に戻るのと同じような感じだ。

なので宿題がない日も、毎日の掃除や片づけ、あるいは筋トレやスポーツの基本練習と同じように「最低限これだけは」という分量か時間を決めて、あまり負担にならない程度に勉強の習慣づけをしようと思って実践をしている。


「しゃあない、やるか」を発動させるために

そして、毎日勉強する習慣をつけるうえでも、毎日納得のいく遊び時間を確保するということは大切なのではないかと思っている。


以前この記事で『我が子の「しゃあない、やるか」の発動を待っ』(自分のタイミングで宿題をやってもらう)ということを書いた。これは今も継続中だ。

そして、最近実感しているのは、遊ぶ時間が足りないと、「しゃあない、やるか」がなかなか発動しないということ

一応の満足感がないと、あまりやりたくないことには手を付けてくれない。勉強開始の時間を設定していたとしても、結局は子どもが自分で遊ぶ時間を延長して、納得いくまで、遊び続けたりマンガを読み続けたりすることも多い。

ということは、逆に考えると毎日の勉強習慣をつけるために、毎日の遊びが大切なのだ(あくまでも我が子の場合)。


そうなると、やっぱり子どもに一番必要なのは、「遊ぶ時間」なのかもしれない。



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