かんつよし

走るテレビ屋。「ゲームセンターCX」「秘密のケンミンSHOW」など 。現役最年長フロア…

かんつよし

走るテレビ屋。「ゲームセンターCX」「秘密のケンミンSHOW」など 。現役最年長フロアディレクター。

最近の記事

出会いに照れない

先日およそ50年ぶりにタカラヅカの舞台を観に行った。 そこに至るまでが面白い。 3月大阪へ行った時のこと。前から行きたいと思っていた中学時代の友人Kがやっている鉄板焼きの店へ。そもそもKとは中学以来全く音信不通になっていたが、僕の仕事仲間から偶然繋がって再会したのだ。 その再会時に大学医学部教授のM氏も紹介されて…その日はM氏家族も交えての食事会に。 テレビを作っているのでプライベートもさぞかし派手に飲み歩いているだろうと 思われがちですが笑、意外と人見知りで内向的なんで

    • 東京人になった日

      30歳で上京した。 最初に住んだのが下北沢。どこに住もうかとあちこち見てまわったが、 下北のあの雑踏に迷い込んだ瞬間、心がざわめく。 「何ここ?パリやん!」 大阪では見たこともないオシャレな空間。小道が交差しそこかしこに雑貨屋さんやカフェが並んでいる。もう一目惚れでした。 「休日は遅く起きてブランチして…」 「夜はあそこのイタリアンで呑んで…」 楽しそうなTOKYO LIFEを夢見て住み始めたのです。 ただテレビ業界は激務だったのでそんな優雅な日はほとんどありませんでしたが😓

      • 5年前の約束…

        さいたまスーパーアリーナでのイベント「ゲームセンターCX大感謝祭」が無事終わりました! お越しいただきありがとうございました♪ さいたまを正式に押さえたのが1年半ぐらい前だったと思います。 その1年前からあれこれ探っていたのでざっくり“構想2年半”ですかね? つまりまだコロナ禍の真っ最中に話を進めなければなりませんでした。本当に開催出来るのか?マスクや声出しは?そして中止になった時の損害賠償は…? 普段からイベントをやっている会社ではないので、ノウハウもなく またホントに吹

        • 魂魂

          あのなんでもくっつけてしまうゲームのタイトルではない。 魂(だましい)魂(たましい)とでも呼びましょうか…。 先日2年9ヶ月続いた「vs魂」が終わりました。皆さんのたくさんの応援、本当にありがとうございました。改めて御礼申し上げます! まず6人をウラで支えてくれたザキヤマさんと飯尾さんに感謝します🫡 この2人が本当にトークを拾い、広げてゴールまで導いてくれました。特に若い4人の個性を引き立てるためアレコレと仕掛けてくれたのです。ありがたい。 最初はスタジオのトークもぎこち

        出会いに照れない

          祭りのあと

          東京ゲームショウに参加して今年で何回目だろうか?世界的なゲームの祭典にゲームを扱っているとはいえ、番組単体のブースを出し続けるのは異例だと思います。9月末のこれが終わったら秋の訪れを感じ…そろそろ栗ごはん食べたいなぁとか、衣替えいつにしようか?考える時期。僕の中では【東京ゲームショウ】はもう立派な季語ですね。 東京に出てきて羨ましいと思うのはお祭りの多さ。至る所で法被着て御神輿担いでます。特に秋祭りは多いです。皆んなで共同作業するのは楽しそうだし、その後の飲み会はきっと盛り

          祭りのあと

          遥かなるラスベガス…②

          アリアホテルにチェックインするが、まさかのNO‼️2日遅れなので予約全体がキャンセルされたらしい。しかし、私は旅行代理店を通してこの事態を全部伝えていた。 納得出来ないので、改めて旅行代理店から連絡してもらうが 「お前の予約はキャンセルされた。今夜の部屋はもうない」 この旅3度目のカウンターパンチ🤛🤛🤛 仕方なくそこからほど近いOYOホテルを押さえて移動する。古き良きアメリカのホテル。悪くはないがクーラーの音がうるさくて効きが悪い👎でも全て受け入れようこれが現実なのだ。いつも

          遥かなるラスベガス…②

          遥かなるラスベガス…①

          旅行記…になるのか?少し長いです。 7月初め海外へ行ってきた。場所はラスベガス。12年ぶり3回目。 30歳で初めてラスベガスを体験してその街の魅力に圧倒される。なんというか人工物の極み…その時点での人間の欲望を包み隠さず表してくれる展示会みたいな空間だ。 ちなみにその時はサンフランシスコから1人レンタカーでベガスに行くが、途中倒れて病院で点滴を受けたりした。医者に真顔で 「貴方の英語力でひとり旅は危険だ⚠️」 と注意喚起も受けている。スイマセン💦 46歳で2回目。ゲー

          遥かなるラスベガス…①

          あなたに褒められたくて…

          高倉健さんのエッセイのタイトル。 寡黙で堅物の印象だったが実はそうでもなくお茶目な一面もあり…とても興味深く読んだ。ここに出てくる“あなた”とはお母さんのこと。母に褒められたくて頑張っていると語っていた。とても微笑ましい話だが、あの名優ですら褒められたかったのだ…と驚いた記憶がある。 まぁでも褒められたいですよね。 以前vs嵐にジェシーが来た時にザキヤマさんが話の流れで 「ジェシー、俺がこれだけ褒めたんだから少しは褒め返して…」 と突っ込んで笑いをとってました。 これ自体

          あなたに褒められたくて…

          声圧

          「制圧」「征圧」でもなく【声圧】 声でもって場を制すること。造語。 高校時代は応援団に所属していた。 野球の強豪校だったので実は甲子園応援の経験もある。アルプススタンド6,000人の前で声をあげるのはなかなかの緊張感。皆んながグラウンドを見つめる中ひとり背を向け声を張らなければならない。冷静に指示を出し統率する係だ。 応援団に入部してすぐにやらされるのが発声練習。普通に大声を出そうとするが出ない。すぐに喉が枯れてしまう。すると突然先輩が腹を殴ってくる。 「……うぇっ」ビッ

          選ばなかった人生

          昨年「ララランド Live inコンサート」に行ってきた。大好きな映画をオーケストラで聞ける最高の時間。高速道路での圧巻ダンスシーンもプラネタリウムの甘いシーンも生音で味わえるのは格別です。改めて好きな映画だと再確認できました。 (ここからネタバレあり) 「ララランド」がハリウッドで評価された時に作家の酒井が面白いことを言っていた。 彼の言い分は… ①アカデミー賞の審査員になるような人は人生の成功者だ(異論あると思いますが) ②彼らはきっと人生の中で何度か選択タイミングが

          選ばなかった人生

          タモリ倶楽部

          タモリ倶楽部のディレクターをやっていた。20年くらい前、まだフリーだった頃。 大阪でテレビマンとしてスタートし、30歳で上京後はフジテレビで番組を作ることが多かった。なので【大阪的なバラエティー】や【フジテレビ流バラエティー】は身についていた。しかしタモリ倶楽部は全く未知の世界…前衛的でサブカルの先端を走っているイメージ。ベタの王道を歩んだ俺が通用するのか? 何よりあのタモリと仕事ができることに昂ったのを覚えている。 タモリ倶楽部に出演された方はご存知だと思うが、あそこでの

          タモリ倶楽部

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