人は「他人を怒らせる」ことはできない

仮に故意に他人を怒らせたとしても、それによって実際に怒るかどうかは相手が決める事だ。怒らせようとした人に、怒った人の怒りの原因はない。
上記リンク先の漫画でも、怒る原因は怒る各人にあって主人公の女性にはない。怒りの原因は「女性の発達障害」ではなく「怒る各人の適応障害」である。実際、心が広く先見性があり精神的に成熟し適応力が高い人なら誰も、同じ場面・状況下で怒ることはない。

だが21世紀初頭の現時点では、未だほぼ全人類が「自分は他人を怒らせることができる」「他人は自分を怒らせることができる」と考えている。前者は傲慢、後者は卑屈の表れだ。
いつになったら人々は気付くのだろう。「自分を怒らせることができるのは自分だけ」「自分の解釈こそが自分の怒りの原因である」という事実に。

上記の論拠詳細は弊サイトをご参照。
感情自己責任論(解釈の自由と責任)~学校では教えない合理主義哲学~ 
http://kanjo.g1.xrea.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?