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エクストリーム企業分析 〜GameWith編〜

こんにちは!

Compassの嬉 莞爾です!


突然ですが、皆さんはゲームがお好きですか?

僕もまあまあ好きで、大学受験が終わった当日にそのままPS4を買って帰りました笑
結構武器とか装備を先に集めてから戦いに挑んでいくタイプです、堅実な方なんだなと思います

今回はそんなゲームに関する情報を発信していること株式会社GameWithについて分析していきたいと思います!

◯GameWithのミッション

ゲームをより楽しめる世界を創る

このミッションにもあるように、GameWithではゲームの領域を動きません

主にアプリゲームを中心に、ゲームを遊ぶ上で欠かせない攻略情報、ゲームを紹介するゲームレビュー、ゲームを楽しむのに最適なコミュニティ、専属のゲームタレントが行う動画配信などのサービスを提供している国内最大級のゲームメディア「GameWith」を運営しています

2013年にゲーム攻略情報をリリース後、ゲームを楽しむ上で必要な周辺環境を創ってきました
「熱中できるゲームを見つけたい」「一緒にゲームをする仲間を見つけたい」などゲームユーザーが求めていること、
「ゲームを知ってほしい」「長くゲームを続けてほしい」などゲーム業界が求めていること、
それぞれの理想を実現していき、「ゲームをより楽しめる世界を創る」がGameWithの企業理念です

特にゲームが大好きとか、ゲームが上手くなければいけないということはありませんが、ゲームが嫌いで一切触れていないなんて人は社員にはおらず、どちらかと言えば好きかなくらいの人でないと、さすがに入社は大変かなと思います
でもゲーム好きの集まりというわけでもないので、そこは安心してください



◯GameWithの事業内容

GameWithではゲームのメディア運用を中心として、ゲームに関する新規事業も進めています

ゲームメディアのコンテンツは以下のようになっています

・ゲーム攻略
・ゲーム紹介
・ゲーマーコミュニティ
・動画配信
・新規事業

基本的にマネタイズはメディアの広告収入です
中途半端なユーザー数では広告主は広告を出してくれないので、かなりのユーザー数がいることがわかります
ゲームに特化している広告を載せやすく、ユーザーのコミュニティを形成し、ゲームのライフタイムバリューを伸ばすことで広告収入増に繋げています

スクリーンショット 2020-05-17 0.13.04

・ゲーム攻略

ゲーム攻略の上位ランカーを採用し、組織的に記事作成を行うことで、イベントに素早く対応し、正確な記事を高頻度で更新する仕組みを構築したことで、ゲームを有利に進めるための情報を提供しています

使ったことのある人も多いと思うのでイメージは付きやすいかと思いますが、どこのステージでどういう的がいるとか、この武器はどこで手に入るとか、このキャラと相性のいいデッキは何かなどの情報ですね

記事の質を向上させるために、研修・教育、分業化、記事作成ツール、マニュアルなど組織体制を整備しています
社内ライターは複数のチームに編成され、上位ランカー0.1%による攻略記事
を作成、さらに人気タイトルや人気急上昇タイトルを常時モニタリングし、人気タイトルにアクセスが集中すると人気タイトルに絞ってゲーム攻略を掲載しています
人気に合わせてタイトルを入れ替えることで、安定して高いトラフィックを確保しています

ゲーム攻略の競合で言うと
・ゲームエイト
・SQOOL
・ファミ通

などが挙げられます


・ゲーム紹介

網羅的な国内最大級のゲームデータベースを構築し、社員が実際にゲームをプレイし、質の高いゲーム紹介記事や動画を掲載することで、ゲームを見つけるための情報を提供しています
従来のWeb上でのゲーム紹介に加えて、2020年5月期以降はアプリ戦略に注力しています
Web検索もアプリも対象とするゲームのコンテンツは変わらないですが、ゲーマーがWeb検索する時には目的が具体化されているのに比べて、アプリは何かやろうかなという抽象的な目的からスタートします。何か外食したいなと思った時にすぐに思い浮かべる食べログのように、ゲームを探す際の第1想起の獲得を目指しています


・ゲーマーコミュニティ

ゲームユーザー同士で交流できる機能を提供しています

トップゲーマーに限らず、いろんなゲーマーたちが利用しています

例えば、モンスターストライクというアプリではマルチプレイという複数のプレイヤーで協力して闘う機能があります
そういう時に、既存の友達ではなくGameWithのコミュニティ内で一緒にプレイするプレイヤーを探すといったことも行われています


・動画配信

動画配信は主にYouTube経由で行われています
コンテンツは専属のゲームタレントによるゲーム実況動画配信等です
自社から人気配信者を輩出した実績もあり、チャンネル成長のノウハウを社内に蓄積することができています
自社内に動画撮影スタジオを持ち、撮影・編集補助、コラボ・共演、ファンとのコミュニティ強化、チャンネル成長、ゲーム会社との連携、事務サポートなど、クリエイターの能力を最大限に発揮させるために様々な面からサポートを行っています


・新規事業

まずはeスポーツ
自社でeスポーツチームを作り、クラロワのアジア大会で準優勝するなど、実績も残しています
コンテンツと実績を自ら創り出すことで日本におけるeスポーツの
潜在市場を掘り起こし、スポンサーに繋げていこうとしています

そしてブロックチェーンゲームです
5G時代の4種の神器とのうちの一つであるブロックチェーンを用いたゲームの開発をしています
これから確実に伸びてくると考えられているので、今後のゲーム業界でも注目です

他にもクラウドゲームへの対応や、GameWithの海外版など、世界のゲームインフラになることを目指して新規事業を開拓しています

実はMangaWithというマンガサイトも運営していたのですが、2020年6月にサービスが終了することが決まっています



◯GameWithの強み

GameWithの中でも特に強みとなっているのが、ゲームの攻略情報です
国内トップのゲーマーを採用し自社の専属ライターとすることで品質の高いオリジナルの記事を、組織的かつ迅速に発信しています
SEOによる集客だけでなく、これらの記事の質や、その記事を出すスピードが速いという強みで、競合と比較して約4倍から5倍ほどのトラフィック差をつけています

しかしこのようなゲーム攻略サイトは、良い情報があれさえすればいいので、これだけではコミュニティまでユーザーを巻き込んで送客することが難しいのです
しかしGameWithでは、2年間と長期的にコミュニティへの導線を出し続けたことでユーザーが徐々に我々のプラットフォーム内に定着するようになり、提供するサービスの認知度も高まってきました
ここは非常に時間がかかるところで、他社がすぐには真似できないポイントです

また日本は他人がゲームをプレイしているところを見るという文化が昔から受け入れられている、ゲーム実況先進国でもあります
そこでまだまだ大会の賞金だけで収入を安定させることの難しいプロゲーマーに、ゲームで戦っているところだけではなく、どうやったらゲームがうまくなるかといった攻略系の動画や、エンタメ色の強い実況動画に出演してもらうことで、賞金以外の収入源をつくることをサポートでき、GameWithにとってもゲーマーにとってもWINWINの関係を作ることができています

もちろんこのような一つ一つのコンテンツに対しても強みはあるのですが、攻略情報を見に集まるユーザーを、ゲームレビュー、コミュニティ、動画配信といったサービスに循環させることで更なる相乗効果を生み出している問のも強みです
これによって、各コンテンツに競合はいても、全体的に網羅している競合はいないという状況になっており、非常に良いポジショニングをとっています

SEOによる集客力及び優良コンテンツ によるユーザーのライフタイムバリューの最大化、
競合他社の追随を許さないスマホ用ゲーム攻略サイトのニッチトップシェアの獲得、
ゲーム専門メディアに徹することで、比較的低リスクかつ高収益率を確保など、
このような強みによって、2017年に1兆円を超え順調に拡大してきた日本のゲーム市場で、国内最大級のゲームメディアを確立しています



◯求める人材像

GameWithは評価基準として3つを挙げています

・素直に行動できるか
斜に構えず、いいなと思えるものに対して素直に言えるマインドです
旗振り役になって、人を巻き込んで仕事ができるかどうかを見ています

・変化し続けられるか
移り変わりが激しい、業界も変化量が多い
今がうまくいっているから慢心するのではなく、いくつかの選択肢を持てるか、思考をロックしないことが大事です

・自分の頭で考えられるか
今やっている仕事が何に位置づいているのかを把握できることです
これって何のため?っていうのを俯瞰的に見れるかどうかが鍵になってきます


またGameWithでは、成長するために大切にしている考え方が3つあります

・機会の多さ
優秀な人と一緒に働くこともいいことですが、より多くの打席に立つことが大事であると考えています
もちろん機会が多いだけでいいわけではありませんが、それによって自ら改善していける、その積み重ねが10年後の自分を決めます
新規事業もたくさん扱っていて、一部上場企業の割に空いているポストが多いので、質の良い打席が多くあります

・市場の変化量の多さ
これからどれだけ変化できるかです
変化量の多い市場ということはつまり、多くのチャンスが巡ってくるということです
このゲーム業界でも、必ず新たなイノベーションがあります
変化が多いほど、自分たちが成功するチャンスがある、新しいものを生み出すことができる
どこで打席に立つのかが大事になってきます

・まずはgiveから
スキルや給料のtakeよりも、自分がその会社で何を与えられるかというgiveを大切にする人です
よくネットに上がっている給料には人によってブレがあるので、自分の話とはほとんど関係ありません
それよりも、その会社で自分がしっかりと活躍できるのか、そこが大事になってきます
モチベーションを維持し、自分の仕事が誰かの役に立っている、世の中に影響を与えているという意識、そこから成長が加速します


GameWithで活躍できる人は、GameWithがやっていることに、世界観や価値観に素直に共感できる人です
ゲームの上手さは関係ありません、家電メーカーの人もみんな家電オタクじゃないですよね

実際に内定を獲得している人で、新しい価値を創造したいという人がいます
そのために、他の学生がやっているようなアルバイトではなく、自ら価値を生み出すことで実際にお金を稼いでいました
すごく実績を見られるわけではありませんが、インターンなど課外活動は重視されます

また、ゲームというあまり光の当てられていないところに価値を生み出そうとして立ち上がったのがGameWithのため、ネガティブイメージのあるものにも価値を創造したいという人にも向いていると思います



◯最後に

就活に役立つ情報をさらっと手に入れられる、そんなnoteを目指していますもっとこうして欲しい、こんな情報が欲しい、この企業を分析して欲しいなどありましたら、コメントをくださるとうれしいです

自分にあった企業を見つけ、本質的な就活を目指しましょう!

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