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本当に似合うファッションは一年に一度あるかないか

昨日恩師の先生と話す中で、こんな話が出た。

本当に似合うファッションは一年に一度あるかないか

衝撃的なような気もするが、本当に似合うというのには、服や小物、アクセサリー、メイク、ヘアスタイル、その時の気分もすべて含まれている。

イメージコンサルタント歴30年、芸術学博士まで持っている恩師の言葉である。

自分の持つ内面のイメージと外見のイメージを合わせ本当に似合うものを選べた時はぱあっと幸せになる。

プロにこういうの似合うよと言われても、気分と合わなくては台無しだし、生活環境と合わなくてもどこかに無理が生じる。

なりたい自分、そのままの自分にぴったりくる1枚を、今日も一人でも多くの人が身につけて幸せな気持ちになれると良いな思う。

・・・

人生100年時代、グランマ・モーゼスの絵を見に行けて本当に良かった。
彼女の描く素朴な田園の風景と生命力、76歳から絵を描き始め101歳の亡くなるまで描いたという姿に勇気をもらった。
12歳で奉公に出て結婚後10人の子どもを産んだが、5人を幼い頃に亡くしたという。

彼女にしか描けないその絵は、年とか遅いとか無理とか、そういう諦めはすべて自分が決めていることだということを教えてくれた。

絵を描いていたという机や絵筆などが展示されていたが、本当に可愛らしかった。
花台としてもらったという机の足にはびっしりと風景画が描かれている。
筆洗は、空き瓶を利用し、筆は傷んでいても使い続けたという。
物を大切に心を込めて丁寧に生きる姿勢に美しさを感じた。


人生は自分で作り上げるもの。
これまでも、これからも。

グランマ・モーゼスより

今日で大阪は終了だが、今後、名古屋、静岡、東京、広島と全国を廻る。
是非良かったら足を運んでほしい。
会場は若い方から高齢の方まで多くの人で賑わっていた。
きっと何か感じるものがあるはず。


トップ画像は天王寺で20年前から愛用しているブラッスリーモノクローム。人気店なので予約が確実。

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