服を着るという進化
NHK、「HUMANIENCE 服を着るという進化」が面白かった。
人が服を着た目的は、火山爆発により気温が12℃下がったことによるものだったという説がある。ちょうどこの頃、アタマジラミとコロモジラミが分かれたことからも7万年前に人は服を着ていたとされるというのだ。(トバ・カタストロフ理論)
そこから針が開発され(はじめは動物の牙を細くし糸を通せる穴をあけたもの)、ただ布をまとった状態からだんだんと体に沿う服になっていった。その小さな針から服が生まれたのだと思ったらちょっと感慨深い。
ヨーロッパの昔の軍服が出てきて、ベルバラ級に派手だった。人生最後のフォーマル、派手にして死への恐怖を和らげるとか、指揮官からも目立つので支持しやすいとかの理由があったらしい。
ちなみに体毛がなくなったのは、狩りをするのに邪魔だったとされているらしい。それなのに、気温が下がって寒さに対応出来ず、服を作って着るようになったというのも面白い。
スカートの話もあった。
2017年、イギリスの中学校で男子がみんなでスカートを履いて登校した。これは、記録的な猛暑の中、長ズボンを履いているのに耐えられず、半ズボンが許可されなかったため抗議の為スカートを履いたというのだ。
確かにスカートの方が長ズボンよりずっと涼しいと思う。
これからは、男性も新しいスタイルとして、スカートを履くことが普通になる日も近いのかもしれない。
それかまた、新しいファッションが生み出されるか。
個人的には浴衣のようなファッションが流行れば、世の中色っぽくなるなぁと妄想。
以下はNHKのサイトより。
「“衣服” 服を着るという進化」
服を着るのはあたりまえ。しかし「服」は人類の進化を加速させ、社会や文明を生み出す原動力となった。7万年前、気候変動の危機に直面した人類は、毛皮で覆うだけでなく、針や糸による縫製を発明。服は氷河期のシベリアなどへの世界進出の武器となる。服がさらに進化すると、様々な民族の絆を守り、そこに文化が生まれる。さらに服によって統率された強靭な組織は、国家や文明を生んだ。「服」が生み出した進化の意味を妄想する。
nhk.jpより
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最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました。
今週は疲れた。やつれてます ^^;
手を抜いて昨日と同じBAGにして合ってないのは愛嬌で。BAGは白が良かったね。18年前のMARUNIのジャケット。ミラノで買い付けた思い出の一着。
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