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移住で痛感したこと


こんにちは。
体調不良から復活したものの、咳が長引いているカニネコです。

そして何とも言えない顔のフェレットです。

目が線。ホホホ。

今日は移住して痛感したことをひとつ、
書かせてください、、、。

移住を考えている方がいたら、チェックしてみてほしいことです。
(そして、カニネコがうっかりチェックしていなかったことでもあります。大忘れ。)

さて。

前回の記事で風邪をひいていたのですが、
熱も大きく上がらず、スルスルと2日で風邪から復活。(早)

そんな中、カニネコ復活直後の夕方15時のこと。

「俺も具合悪い」とつぶやく夫。

これまでの経験から言うと、過去にカニネコが具合が悪く瀕死で咳き込んでいる時に「体調悪い、、、」と訴えると、彼氏がタバコを吸いながらめんどくさそうに「俺も」とつぶやかれ、どこが?!と舌打ちしたい気持ちになっていた極悪なカニネコでしたが(極悪)、
本当に本当に具合の悪そうな夫、、、。

カニ(ネコ省略)の風邪がうつったのかも、、、
そして熱に相当弱い夫。
これは早めに病院へ行こう!と、早速近所の発熱外来を調べて病院へ。

1件目「本日乳児検診のみ」
2件目「休業」
3件目 やや遠めだが大きな病院
「発熱外来は今日終わったので見れません」

OMG

田舎の罠①
近くに病院の選択肢がない!!!!!
これまで暮らしていた街だと、ここがダメならあそこ、と、ある程度の近距離で複数の選択肢がありましたが、ここではありません、、。

ひとまず今日は帰って休もうか。と、解熱剤を飲んでもらい少し寝かせて夕飯を与えることにします。

21時半
「なんか寒い、、、」
「こんな震えはじめて、、やばい、、」

尋常じゃなさそうな悪寒。顔色が消えていく夫。
ひどい震えで体が動かず、自力で立ち上がることができない状況。
ついさっきまで38度前半だった体温は、たった数分で40度を超えていました。

これは、あれだ、、やばい!!!
痙攣かもしれないし死んでしまうかもしれない、、、?!

まず近所で夜間診療をしている病院を探し電話。
(3件目で行った病院でした)

「今夜は婦人科の先生しかいませんが、、」
「お、、OK・・・!」

横には死にそうな夫。

カニ「夫!!!救急車を呼ぶから待ってろ!!!」

大慌てて119に電話をし、
「消防ですか、救急ですか」「症状は、住所は」
電話が終わると、すぐに聞こえてきたサイレン。
ソファーに寝ている夫を毛布でぐるぐるまきにして、玄関を開け放ち外へ。
見えてきた救急車両に手を振って家へ誘導。

救急車を要望してから5分ほどで救急隊員が到着。
(この五分で、夫の財布・靴下・上着をまとめておく。ミーアキャットをしまう、帰宅できなかった時のためにネズミに餌を与える。をすべてコンプリートしました。いざという時の謎の冷静な部分が出現)

てきぱきと状況を確認され、担架に乗せられてあっという間に車内へと運ばれていく夫。
カニネコも鍵をしめダッシュで同乗。

ここにくるまででだいぶ落ち着いた様子の夫。
熱もなんだか下がってきているよう。
不安故に、毛布の下でドラマチックに握っていた手をトントンされ、んお?とみると、ピースサインをしている。

ヤメテー!!!ヤメテ!!!オトナシクシテテ!!
(悪質な使い方だと勘違いされちゃうから!!!!)

病院数件へ連絡するも、見てもらえる先生がおらず、隣の市の大きな病院なら見てもらえるとのこと。

そして、ここで、田舎の罠②

「帰りの手段がないのであれば受け入れないとのことですけど、、、」

帰りの手段!???

カニ「電車、、?タクシー、かな、、?」

早々に確認してくれる救急隊員さんたち
(本当にすいません)

電車「終電もうないっす」
最寄りのタクシー「もうやってません」(22:00)
隣の市のタクシー「ここに戻ってくるまでの時間はもう無理ですね」

カニ「引っ越してきたばかりで、私、、運転できなくて、、、」

全員「アー、、、」

終わった、、、、。このままだと夫、どこでもみてもらえない、原因不明で急変したら、、不安、、、
「大変申し訳ないが、夫の友人君に、、助けを求めよう、、!夫!連絡先教えて!」と、夫の携帯から友人へ連絡。
(夫の充電3パーセントで白目になるカニネコ。サンパア!!!?)

友人が快く迎えにきてくれることになり
(ありがとう、ありがとう、、!)、
ようやく救急車で搬送が始まりました。
(22時30過ぎ)

救急車で病院に到着したのが23時ころ。
(普通に車で行こうとすると30分~ほどかかる)

「あなた奥さん?症状は~?」
お、先生ムロツヨシに似ている、、!
(そんな場合ではない。)

そして夫は処置室へ。

待合室で手続きや書類を書き始めると、
想定の5倍の速さで先生がツカツカと近づいてきて、

「旦那さん、コロナ陽性で~す☆」

カニ「う、えー!?あー、はい、、!」

奥様もこちらへどうぞ~と、処置室へ。

車いすに乗ったやや(結構)復活気味の夫
「てか、のどかわいた~」

「ウン、ヨッシャ、マカセロ」

自販機に走りポカリを購入。
お迎えに備えて夫に靴下をはかせる。

看護師さん「悪寒はね~びっくりするけど、温めるしかないのよ~♪」
カニ「すんません、、、すんません、、」

処置と薬代の請求は後日郵送で、とのこと。

夫の友人到着。(大土下座)

すべての窓を全開にしてもらい、いざ、自宅へ。
(こんな時に限って豪雨、、)
お礼をしまくり、24時半に無事帰宅。

夫は車からスッと降り、
まだまだ熱はあるものの、てくてく歩き、
「カニちゃんもさ~早くシャワー浴びて寝れば~?」と寝室へ吸い込まれていきました。

!!!!オンギャア!!!!!!!!

しかし、重大な病気じゃなくてよかった!!!!

本当に、友人がいてくれてよかった!!!!!!
ということと、この先何か大きな緊急の病気があった時の怖さ、を実感しました。

そして、

車の運転ができるか否か、が、田舎での暮らしには必要不可欠すぎることを思い知しました。
こんなやり方で思い知らせなくなっていいじゃないか、、と神様を一瞬にらみながら、疲労と情けなさで髪を乾かしながらエンエン泣くはめになります。
(髪は、すごい乾きました)

さて、これを踏まえて、
移住する前に考慮することリスト!に、
(車の運転ができる状況であっても!)以下の情報を調べておいてほしいです!!

・近隣の病院の情報(夜間救急対応の病院)
•頼れる人はいるのか(とてもとても大事)
・各交通手段の運営時間の確認
(タクシーの番号を電話に登録しておきました!)

パートナーとの緊急連絡先の共有や、各種電話番号の登録をしておくこと、すごく大事です。

何かあった時では遅いことほど、現実に起きるまでは遠くにあるから忘れてしまいます、、。

みなさまも、どうかお気をつけて!
そして健康第一です。トホホ。(古い、、?)

次回はまた農地の開拓を頑張るぞ!

今日も読んで頂きありがとうございました♡
(夫も無事に元気になりました!)

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