鬱 2023/01/01

シューチャンへ。
　僕は最近2日以上前の事が思い出せないんだ。日記を書くってのも、記録の意味合いになってきたよ。
僕も、空虚な日々を浪費している人間だからこれといって書くこともないんだよね。だから今回はシューチャンの哲学の命題にカニちゃんから、答えていこうかな。

§６．あなたはどのような過去に支配される必要はなく、未来に縛られる必要はない。あなたは常に変化しているのである。

ぼくの哲学の１０命題　2022/12/31

僕は、過去の事も遠い未来の事も考えるのが嫌になっちゃうからあまり考えないな。生きている事も、死ぬ事も、生き続ける苦しみも、死ぬ恐怖も、しっかり感じる今が辛くもあるけどね。

§７．あなたはあなたの人生において一貫した思想や立場、自己認識に支配される必要はない。

ぼくの哲学の１０命題　2022/12/31

モットーだとか、座右の銘だとかそんなのを決めてそれに支配される人生なんて僕は嫌だね。

§８．明日死ぬかもしれないのに、なぜ過ぎ去った過去に支配されなければならないのか。なぜ未来の目的に縛られなければならないのか。なぜ絶えざる自己の創造の内に生きようとしないのか。

ぼくの哲学の１０命題　2022/12/31

僕は、禁煙を初めてやっと達成した人間が翌日、交通事故で死ぬさまを一度でいいから見てみたいよ。明日死ぬかもしれないんだ。惰性で生きるのは嫌だと思いながら日々を浪費してるけど、表現のために生きられれば常に悔いはないね。

§９．あなたを定義する「自然のあなた」や「社会のあなた」などというものは存在しない。ただ「あなたはあなたである」というだけである。話はそれで終わりだ。

ぼくの哲学の１０命題　2022/12/31

社会や自然に内在していたくないという事かな。俗世で生活をすると社会通念上の価値や、欲望に縛られずにはいられない気がするよ。

§１０．あなたを規定するすべての「本質」を否定した後には、新しい無限の自己の創造があなたを待っている。

ぼくの哲学の１０命題　2022/12/31

バタイユは欲望を持ち合わせない人間は、欲望による満足、不充足によって支配されるより不幸だと論じているよ。僕もこれには同意するけど、知性ある人間ならもっと別に表現欲、創造欲で生きられないか模索したいとも考えているよ。

以上がかにちゃんからシューチャンへの返信だよ。今日は鬱でずっと寝てたから他に書くことはないよ。じゃあ、またね。