今年学んだこと備忘録 #私の学び直し
「リスキリング」という言葉を聞くたび、リスを殺しちゃうの?とギョッとする。「学び直し」という訳語があるのだから、そちらを使えばいいのに……と思う。そんな私はnoteのお題集で #私の学び直し を見かけて、思わず目が止まった。
昭和生まれの私、大学卒業して20年近く経過してしまった…勉強は常々しているものの、ここ1〜2年で何を学んでいるかちょっと振り返ってみることにしよう。
英語:仕事で英語を日常的に使うようになってから「英語そのもの」の勉強より、英語を使って他の何かを勉強をするように意識している。
IT基礎:新卒のとき基本情報技術者を取得したけど、それはまだスマホが普及する前の話… 今年の転職に伴い仕事がSaaS関連になったので、仕事研修とはべつに基本的な情報技術知識を学び直している。
心理学:自身がカウンセリングを受ける機会があったので認知行動療法の基本を学んだり、よりよい人生に活かせないかとポジティブ心理学のコースを受講したりしている。
経済学:ポジティブ心理学やカウンセリングは定性的な話が多いが、行動経済学のように定量的に測れるものを扱う心理学も面白い。そちら方面は経済学と地続きなので、書籍ベースであれこれ読んでいる。
さらに備忘を兼ねて、ここ1〜2年でどんなことを学んだか具体的にメモしてみる。近しい領域に興味があるひとの参考になれば幸いだし、これも面白かったよ!というのがあればコメント貰えると嬉しい。
英語
The Economist, Al Jazeera, Engoo Daily Newsでニュースチェック
Audibleで英語本をリスニング・シャドーイング
↓のYouTubeチャンネルで趣味のパラグライダー情報を漁る。
Ari in the Air:アメリカのプロフライヤー。今年7月にXCアメリカでの最長フライト記録更新!→https://youtu.be/_R8PLIC33HU
Flybubble Paragliding:イギリスのパラ関連会社。テクニック解説がわかりやすい。たとえば→https://youtu.be/DyP4jQcCXNA
Fly With Greg:イギリスのインストラクター。最近はYouTubeよりもコミュニティ活動を頑張ってるようだ→https://flywithgreg.com/
Coursera: Learning How to Learn: Powerful mental tools to help you master tough subjects 「どうやって学ぶか」についての大学学部レベル講義。受講後もニュースレターで情報提供があってよき。
IT基礎
Coursera: IT Support Professional Certificate (by Google) 講義・テキストマテリアル・課題(クイズと実習)を織り交ぜたカリキュラムでバランスよくIT基礎を学べる。基本〜応用技術者試験レベル+αくらいのレベル感だが、IPAの試験よりも実業務を意識した内容かな。
Coursera: AI For Everyone (すべての人のためのAIリテラシー講座):AIでどんなことができるか、AIを活用するプロジェクトで求められるスキルとは等を座学で学べる。日本語の独自コンテンツもあるというので日本語で受講したがイマイチだったので英語で受講でもよかった。
心理学
Coursera: Foundations of Positive Psychology Specialization (by University of Pennsylvania) ポジティブ心理学について、専攻科目として4コース継続して受講した(計4ヶ月)。継続して学ぶと頭のなかが整理されるし、記憶に定着する感がある。noteにも記録した。
メモ:MOOCsはCourseraを主に使っているが、MIT OpenCoursewareも気になる。
経済学
今年読んで面白かった本:
現代経済学の直観的方法:物理学者による経済学入門書。とはいえ別に数式を使うわけではなく平文で読みやすい。
競争と公平感―市場経済の本当のメリット:行動経済学の前提として現在の世界の大半を占める資本主義のはなし。
実践 医療現場の行動経済学: すれ違いの解消法:経済政策に行動経済学の考え方をどう取り入れるか…を医療で実践した話あれこれ。
最後に…しかしぶっちゃけ #私の学び直し というお題でnoteを書くことにしたものの、個人的には命ある限り人生はずっと勉強だよね…と思っている。
今の職場はそこらへんに理解があるし、上司(デンマーク人)にも「週に最低1〜2時間は業務に直接関係ないことも勉強するように」とアドバイスを貰っている。
こういう「学びはずっと続けていくものだよね」という感覚が、日本語の「学び直し」という言葉からは感ぜられないような気がする…と思っていたら、デンマーク在住の方が書いたこんなnoteを見つけた。私的にはとても納得感あるお話だったので、最後にさらっとご紹介して終わりにしよう。
サポートでいただいたご厚意は、「パラグライダーと私」インタビューで生じる諸経費や執筆環境の整備に使わせていただきます。