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ジェネラリストかスペシャリストか

ども、かにかまトマトです。カナダでアプリとかを作ってます。

これまで長い間、自分がジェネラリストになるべきかスペシャリストになるべきかすごく迷っていました。
どちらの方がいいのだろうと。

僕のオススメは両方大事。
でも順番がもっと大事。

ジェネラリスト(ゼネラリスト)とは

名詞:多方面の知識を持つ人、博学な人、万能家

weblio英和辞典より

ということで、広い範囲の知識を持つ万能型タイプの人
つまりなんでもこなせるスーパーマン的な人ですかね。

総合職とか管理職とかになるんですかね。

ジェネラリストに求められることといえば、幅広い知識と適応能力。どこに行っても、何をやらしてもそれなりに対応できる臨機応変さが大切になってきます。

スペシャリストとは

こちらは分かりやすいと思いますが、なにか特定の知識や技術をもった「専門家」の人です。
職人・エンジニア・スポーツ選手・シェフみたいな、職業を言ってすぐわかる専門家って感じだと思います。

スペシャリストは1つのことに特化した深い知識と経験を問われます。
同じ領域をずっと突き詰めていける能力が大切になってきます。

どちらがいいのか?

浅く広範囲に手を出すか、深く狭い範囲をカバーするか。
どちらを目指すべきでしょう。

僕の場合は、飽き性でいろんなことに興味があったので、ジェネラリストを目指しておりました。なんでもできる人になりたかったし、いろんな経験をしたかったんです。1つのことをコツコツって苦手だなぁと。

なのでいろんなことに手を出しておりました。
できることは何でもやってました。

でもある時に気付いてしまったんです。

器用貧乏で全部中途半端。
実は自分はなんにもできないのではないだろうか。

それなりになんでもこなせますが、専門にやっている人には負けてしまいます。あれもこれもやろうするから、どれもこれも結局身につかないで終わってしまいます。

これがジェネラリストを目指す僕の最大の悩みでした。

なんでもできるから仕事もなんでもすぐ見つかるだろうと思っていましたが、専門性のない「何でも屋」はだれでもできる仕事や雑用しかなかなか回ってきません。かなりのジェネラリスト能力が高くないと相手にされません。

専門性を持たない何でも屋はなかなか潰しがきかないぞと。

このままではまずいと思い、紆余曲折ありエンジニアの道を目指しました。
なにかのスペシャリストをまずは目指そうと。

この選択はよかったなぁと今では思います。
というのは、1つのことに集中して深くなると、それを通して世界を見れるようになり自分の知識のベースができます。
その分野に関しては他の人より詳しいという、自分の自信にもなります。

もちろん飽きたり、他のことをやりたくなったりはするんですが、1つベースがあると次に移りやすいし、その知識を他にも当てはめることができることができたりします。

世の中にはいろんなことに手を出して活躍できる人もいます。
ただそういう人もよく歴史を見てみると、実は昔はなにかを専門にやっていた人っていうのも数多くいます。
自分の元々の軸を持っていると次のステップも進みやすい。

なのでオススメは1つ自分の専門性を磨いておいて、ある程度になったら横に広げて違うジャンルを目指すのがいいのかなって思います。

1つを深く掘って、次は横に掘る。そうすると自分ができる領域の穴を広げることができるようになります。
元〇〇のスペシャリストって違うジャンルでも重宝してもらえたり活躍できたりするんですよね。

スペシャリストからジェネラリストへ。

逆はなかなかしんどいかなと。

ということで

もちろん自分の性格の違いで、どっちがいいとかは無いんだろうと思います。
一生ジェネラリストが向いている人もいるし、一生スペシャリストが向いている人もいるでしょう。

でももしどちらを目指そうか迷っているなら、順番はスペシャリストで専門性を身につけてジェネラリストのように広範囲を目指した方がいいと思います。

そしてまたスペシャリストを目指す。

こうやって行ったり来たりをしているうちにスーパーマンになるんじゃないでしょうか。

ではでは。

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