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ITエンジニアも求められることは変わっていくのかも

ども、かにかまトマトです。カナダでアプリとかを作ってます。

これからITエンジニアの仕事において、どんな人が生き残っていくのかなって考えた時に、コードを書く力に加えて「この人と働きたい」「自分で考えて価値をだせる」っていう人なのかなと。

まぁこれはどんな仕事でも同じことなんですが、これからその傾向がより強くなっていくのかなと。
専門職で職人だから特別ってことはなくなるだろうなと思います。

ITエンジニアの価値

生成AIで我々の仕事がなくなるか問題。

正直どうなるかはまったく予想がつきません。
どちらの未来も想定できるかなぁと。

ただおそらく、今現役の人たちは自分の仕事がAIに取って代わられなんて、まだ心配していないのかなと思います。

なぜならやっぱりまだまだAIではカバーできないところが多いです。
全体の設計であったり、個別の背景なんてまだまだ反映されないコードが生成されて結局人がやらないといけない部分の方が多いからですね。

しかしながら、ChatGPTとかの生成AIの進化も凄まじく、これからも飛躍的に伸びていくだろうってのは火を見るより明らかなのではないかなぁと。

先日のStackOverflowのアンケートでも70%位の人が生成AIを仕事で使っていました。

これがあと5年もすれば景色がずいぶんと変わってくる可能性があって、かなりの精度でコードを生成できるようになるでしょう。

今でもAIに自然言語で「あれこれがやりたい」って言えば、結構な精度でコードを吐き出してくれます。

もちろん「やっぱりコードは人が書かないといけないよね」みたいな生成AIの限界が見える可能性も残っているんですが、それよりも「案外上手くいってるからこれでいいじゃん」の未来の方が想像できます。

となれば、言われた仕様書の内容を実際にコードに書き起こすだけのプログラマーはどんどん価値が減っていくのかなぁと思います。実際に手だけ動かせる職人みたいな人は減っていくのかなぁと。

少なくとも日本の現場でよくありがちな、上流工程から流れてきたものをただただ実装するってのは限りなく減っていくのは間違いないような気がしています。

一部の上位の人たちは仕事がどんどんさばけるようになって、ただ単に「コードが書けます!」だけはもうどんどん価値が下がっていくんだろうな。


例えば昔で言うと、手紙やFAXでやり取り、手書きで全部やっていた時代はたぶんですが字が綺麗な人ってめっちゃ重宝されたと思うんです。
他にもそろばんできたり計算早い人って重宝されたと思うんです。

でも今そんなスキルはあんまり価値として見てくれないわけです。パソコンできる人のほうが必要です。

そういう風にエンジニアも求められることが気がつかない間に少しずつ変わっていくのかもなと思います。

これから、実際の細かい作業はきっとAIがやってくれるようになれば、従順にコードだけではまずいです。
全体的に「より広い」あるいはある分野で「より深い」知識が必要になってきそうです。

それに加えて、実際に一緒に働きたいって思える人間的の総合力がある人が残っていくんだろうなと思います。コミュニケーションがとれて、自分でちゃんと考えて、ビジネスの影響を考える人。

まぁ今でももちろんそうなんですが、よりその傾向が強くなるかなって思うんです。

というわけで

以前も書いた、一時的に日本はエンジニアが足りていない状態なのは間違いない。なのでまだまだ伸びる余地がありそうではあります。


ただし、長期的にみると求められる人物像やスキルが少しずつ知らない間に変化していくんだろうなぁとは思っています。

ITエンジニアに求められることもどんどん増えていきますが、振り落とされないように頑張っていきましょうって話でした。

ではでは。

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