見出し画像

「集中治療科」が診療科名として追加された

今年2022年10月に「従事する診療科名等」として、厚労省が「集中治療科」を新たに追加しました。

「従事する診療科名等」というとよくわからない気がしますが、私が従事している「整形外科」がまさに従事する診療科名等に当たりますし、その他に「内科」「循環器内科」「脳神経外科」などもこれに当たります。

集中治療科が追加されたことで40種類の「従事する診療科名等」が存在することになったようです。

ではなぜ、今年「集中治療科」が追加されたかというと、新型コロナウィルス感染症の影響が大きいようです。

新型コロナ感染による重症化で人工呼吸器ECMOが注目され、存在価値をより広く認められたためのようです。

確かに、集中治療を専門とする医師はあまり私の身近にもいません。

私の勤務している病院に集中治療室(ICU)はありますが、そこの担当医師は様々な専門科の医師が当番制で受け持っています。

しかし、3次救急などの,、より重傷者を受け入れている病院ですとまさに集中治療専門の医師がいるのでしょうね。

そのようなところでは、すでにある「救急科」の医師として治療をされていた医師が多かったと想像します。

あまり専門科が細分化されると患者さんにわかりにくくなるデメリットもあると思いますが、命に直結する重要な専門科と思いますので、是非とも働きやすくなってほしいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?