【日本一周Day20(6/27)】北海道小平町→北海道天塩町
本日の走行距離 110.0km
今朝は早く起きられました。
だんだんと体が旅に慣れてきた感じです。
目覚ましをかけなくても適当な時間に眠くなって、勝手に目が覚める。
出発して1週間目に、あまりにも体全体がバリバリで辛すぎ、整体に行ったのも遠い思い出。
今も、筋肉痛や肩こりはありますが、あの時のようなどうにもならない感じとは違います。
人の体って、さまざまなことに慣れていくんですね。
キャンプ場のバンガロー
昨夜は、念願のキャンプ場のバンガローに泊まりました。
でも、鶴沼公園キャンプ場のバンガローのようなかわいい雰囲気ではなく、ちょっとガッカリ。
何よりここは、私たちが泊まった側ではなく、反対側の海に面したサイトがメイン。
丘の上から海に沈む夕陽が見られて、それはそれは素晴らしいと思います。
キャンプ場と言っても、選ぶ場所と施設によってかなり差が出ることを学びました。
丘の下の日帰り温泉&レントランは改装中。
まぁ、300円で使えるシャワーは快適だったので、よしです。
「望洋台キャンプ場」
北海道留萌郡小平町字花岡
バンガロー 2500円
トラブル発生
ここから稚内への距離を考え、泊まレそうな場所を検討すると、かなりの距離を走る必要があります。
でも、このところ頑張って走れているし、体の調子もいいので、なんとかなるでしょう。
それに、今朝はちょっと肌寒いくらいですし、海沿いに出てきて風が冷たいのが幸い。
水分とりながら行きます。
ただ、今日はその風が強い予報なのが気になるところ。
海沿いのオロロンライン(国道232号線)は、あまりにも海に近すぎて怖いくらいです。
私、ちょっと端っこ恐怖症かも。
亡くなった父が鰊が好きだったことを、ここに来ると思い出します。
(2003年頃にAPE100ccにタンデムで日本縦断した時に訪れて、今回2回目)
そんな感傷に浸っていると、トラブル発生。
なんと、かんいちのE-BIKEのスタンドを止めているボルトが折れたのです。
走ることに支障はないけれど、止める時には支えられる場所を選ばないと、自立してくれません。
状況を確認すると、折れたボルトが手に入れば直せるようです。
今日は無理だけれど、稚内に行けば、なんとか買えるでしょう。
この場ではどうにもならないので、気を取り直して、写真でも撮ってから行こうと、三脚を取り出したら…
なんと三脚の取り付け部分が、こちらも急にポキリ。
え?
なんで今までなんともなかったのに、同じ日の同じタイミングに二つも壊れるのでしょうか。
不思議すぎです。
鰊番屋のパワーか、はたまた何かから代わりに守ってくれたのかもしれません。
旅にはトラブルもつきものです。
トラブルは引きずらずに、気持ちを切り替えることが大事。
どちらも対処できることでよかった、そう思いましょう。
美味しい海の幸
荒々しい海を見ながら走っていましたが、しばらくすると少し内陸に入ってきます。
お昼をここで食べようと思います。
羽幌というこの町には、ライダーに有名な吉里吉里というカフェがあります。
訪れたライダーの写真を撮ってくれ、それが年ごとのアルバムに入っているそうです。
かんいちも昔訪れた時の写真が残っていたらしいので、それを見ようと行ってみたのですが、お昼のオープン前。
残念ですが、「縁がなかったね」とそのまま後にすることにしました。
そこからしばらく走ると気になる看板発見。
「甘エビファクトリー」蝦名漁業部
ね、気になるでしょ。
なんとなく惹かれて入ってみたら、これが想像以上に大正解でした。
ガーリックシュリンプはとっても柔らかく、頭から全部いけます。
そして何より、カレーがすごかった。
こんなに魚介の風味を感じたカレーは初めてです。
とっても美味しいものに出会えて、幸せ。
アップダウン
お腹がいっぱいになって走り出すと、町外れには大きな鳥のオブジェ。
オロロン鳥は絶滅危惧種に指定されている鳥なのだそうです。
一緒に写真が撮れて光栄です。
ここからしばらく大きなアップダウンが続きます。
実は私、ただただまっすぐなな道よりも、アップダウンがあった方が好きです。
単調な時間よりも、変化の時を過ごしたい、そんな感じでしょうか。
まぁ、後半はそんなことも言っていられないほど、足が張ってきて辛かったです。
けれど、私たちには電動アシストという強い味方がいますからね。
嬉しい出会い
ちょうど続くアップダウンを完全攻略し、しばらく待ちがなくなる前に旅人の味方セイコーマートへ。
そうそう、この日、セイコーマートの会員になったのです。
これを手に入れた、北海道の旅人として仲間入りできた感じです。
そんなセイコーマート前にバイクを止めて休憩しているカップル発見。
どうやら外国人のようですが、かんいちが声をかけてみました。
コロンビア人のOriと、日本人のKaitoのカップル。
旅の話で盛り上がり、稚内での再会を約束しました。
YouTube をやっているというので、後で検索したら、クオリティ高い映像。
彼ら、有名なユーチューバーだったのか。
とっても素敵な二人だったので、再会できることをとても楽しみにしています。
最後の頑張り
今日の宿(キャンプ場のバンガロー)は予約しているので、心配はないのだけれど、だんだん日差しが傾いてきます。
途中の道の駅でコーヒー休憩。
「どこから来たの?」と声をかけられます。
北海道に来てから、たくさんの地元の人たちが声をかけてくれます。
それはとても嬉しいことです。
だから私たちも、旅人に声をかけるんですよね。
異国を旅している旅人たちには、特にです。
私たちも海外を旅している時に、地元の人たちにどれだけ勇気づけられ助けられたかを体験していますから。
時々、日本人は「話しかけないで」的な態度をする人もいて、もちろんその時はそっとしておきますけど笑
やっぱり旅仲間はいいな、と思いながら最後の走り。
100kmを超えたお祝いに、キャンプ場の片隅のテールで、セイコーマートで買ってきたおかずをつまみながら乾杯です。
よくがんばりました。
クラウドファンディング挑戦中
https://camp-fire.jp/projects/view/669580
私たちの旅を一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
「藤原家の旅ごはん」Instagram
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高級なものは出てこないけれど、実際に私たちが食べたその土地の気軽に食べられるものなどをご紹介します。
「藤原かんいち&ヒロコのe-bike日本一周旅」Instagram
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かんいち目線の旅の日々を写真とともに紹介しています。
E-Bike JAPAN/コラム「eバイク旅ノート」
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