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未経験からライターを始めたいあなたへ 〜自分らしい初めの一歩をふみだしてみませんか?〜


多様な時代だからこそ、初めの一歩が迷子になりやすいミレニアル世代。

20代〜30代女性の多くは、働き盛りでありながら、婚活、結婚、妊活、出産、育児、夫の転勤など、ライフステージが大きく変化し、葛藤する年代でもあります。

「ワークライフバランスに悩みながら片方を諦めてきた」なんて、ひと昔前の話。

現在は、働き方が多様化し自分らしく働く女性が増えたと同時に、ロールモデルが分散され、選択肢に悩む女性が増えてきています。

・働き方を見直したいけど、どうせ私なんて無理だろうな……
・そもそも、みんなどうやって新たな一歩をふみだしているの?
・自分に合ったキャリアチェンジってなんだろう?

日々悶々と過ごしている女性に向け、ここでは“未経験からライターを始める方法”を1つの選択肢として提案していきます。

・未経験でも大丈夫
・自分に合った始め方が必ず見つかる
・スタートに遅いなんてない

記事を通して、そう思っていただけるよう、初めの一歩をふみだす“きっかけづくり”をお手伝いいたします。


1.そもそもライターってどんな仕事?

一言であらわすと、記事を執筆する仕事。
インターネットが普及した今、ライターは幅広い分野で活躍の場があります。

あらゆるメディアの広告の文言を書く、コピーライター。
Webサイトに関連するコンテンツを提供する、Webライター。
インターネット検索結果の上位に表示させる施策の記事を執筆する、SEOライター。

その他にも、専門分野に特化した美容ライター、トラベルライター、ゲームライター、芸能ライター、メディカルライターなど、多くのライター業があるのです。

あなたは、どのライター業に興味がありますか?
もしくは、どのライター業だったら第一歩をふみだせそうですか?

少し想像してみてください。

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2.なぜ、ライターをいちばんに提案するのか?

(1)ライターになるための条件

実は、ライターにはこれといった必要な資格がありません。

本や雑誌、コラムを読むのが好き、文章を書くのが好き、SNSで自分の言葉で投稿するのが好き、それだけで“とっかかり”は十分です。

取材も仕事の1つなので「時間や期限を守る」「連絡は速やかに」など、社会人基礎力は必要になってきます。

ライター業を軽くみてる?と誤解しないでください。

社会人経験があれば、社会人基礎力はある程度クリアするかもしれませんが、文章の上手な構成、読者に響く伝え方、仕事がたくさんもらえるライターになるスキル、これらはもちろん勉強が必要です。

メディカルライターのように薬学の知識が豊富な方が有利など、分野によってはあった方がいい資格もあるでしょう。


(2)すべての仕事は未経験から

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思い出してみてください。
新卒のとき、誰しもが社会人1年目の未経験スタートでした。そこから、成長のために学びつづけ、努力しつづける。

これって、どんな仕事でもあてはまることですよね。
だからこそ、ライターにとって、これといった必要な資格がなく始められるという“とっかかり”だけで、あなたの重い腰が上がる要素になるとは思いませんか?

ワークライフバランスを考え始めた今だからこそ、
「未経験は不安」「今から未経験スタートなんて現実的じゃない」と、抑圧された概念で選択肢を狭めてほしくないのです。

長らく足踏み状態が続いている人にこそ、まず行動をおこす突破口を見出だしてほしい。そう思います。


3.ライターになるために

(1)自分に合った始め方を

ライターは、これといった必要な資格がなく未経験からスタートできる、と紹介してきました。
つまり、未経験の求人サイトが豊富にある、というニーズに繋がります。
実際に検索してみると、ライター業の種類の多さも去ることながら、募集されている雇用形態も豊富なことがわかります。

ここからは、あなたに合った始め方を見つけるために、実際のサイトなどをタイプ別にご紹介していきます。

【社員で働きたい待遇面重視派】
【とりあえず実務経験を積みたい派】
【まずは学ぶところからスタートしたい派】
【番外編】

の順に、ご紹介していきます。


【社員で働きたい待遇面重視派】

◯メリット  給与や処遇が安定
△デメリット 即戦力までの速さを求められる

社員を未経験で採用し、働きながらノウハウを身につけられる企業は少なくありません。

まずは、大手の転職サイトなどを活用してみましょう。職種・業界未経験や雇用形態など条件を絞って検索することができます。

前述したように、ライターと名のつく職種だけでも複数あるため、業界は絞らずに検索すると幅広い結果が表示されるでしょう。
また、職種で絞る場合は「クリエイティブ系」に分類されることが多いので、参考にして検索してみてください。

正社員はエン転職、契約社員はリクナビNEXT、派遣社員はテンプスタッフなど、それぞれに特化した求人サイトで検索してみると良いでしょう。


【とりあえず実務経験を積みたい派】

◯メリット  勤務日数など自分のペースで働くことが可能
△デメリット 給与や処遇が不安定

人手不足の影響により、どの業界もパートやアルバイトを募集する企業はますます増えています。インターネットの普及も追い風となりライター業も例外ではないでしょう。まずは実務経験を積むという選択も十分に可能です。

パートやアルバイトが多く掲載されている、タウンワークバイトルなどで検索してみてください。



【まずは学ぶところからスタートしたい派】

◯メリット  1から自分のペースで学ぶことができる
△デメリット 仕事として役立つまでに時間がかかる可能性がある

とにかく未経験で働き始めることが不安な人や、本当にやっていけるか悩んでいる人は、スクールや講座に通う、本や独学で学び始めるのも1つです。

▶︎スクールの一例
私らしい働き方を実現する女性のためのライフ&キャリアスクールSHElikes https://likes.she-inc.jp/

▶︎本やコラム
プロのライター・編集者がおすすめしている本を読むところから始めるのも近道の1つかもしれません。

▶︎まずは文章を書くことに慣れてみる
Twitter、Instagram、note、ブログなどのSNSを活用し、読むだけではなく、自分の言葉で発信することに慣れてみるのも良いでしょう。



【番外編】

身近な相談窓口としてハローワークを活用する方法もあるんです。
イメージは「退職後に失業給付金の受給手続きを行う場所」が強いかもしれません。

ハローワークは、国の無料職業紹介と自治体の相談業務等、地域ごとに密着しているため、登録さえすれば、求職中の方だけでなく在職中の方でも職業相談OK。
また、様々な実用的な講座を受講できる環境も整っています。

近年、メディア媒体の仕事が増加しているため、企業が開催する「ITリテラシー」「Webデザイン」「ライター」などを学べる講座に申込できることも。

ヒントをもらいに、地域のハローワークへ足を運んでみるのも良いかもしれません。


(2)どんな働き方があるか?

自分に合った始め方がわかれば、あとは自分自身のワークライフバランスと相談しながら、正社員なのか、アルバイトなのか、はたまた在職しながらスクールに通うのか、自由に選べばいいのです。

そして、少し先の話として勤務形態も検討していくと良いでしょう。
ライターは、企業に勤めるフルタイムの他にも選択肢が充実しています。
時短勤務やリモートワークだけでなく、業務委託などのフリーランス、そして副業、複業(兼業)という働き方も選べるようになってきました。

ライフステージの変化の度に悩む女性にとって、心強い要素になることは間違いありません。

勤務形態の検討を始める際は、以下をポイントにしながら進めていくと良いでしょう。

・リモートワークの導入ステップや注意点を知っておく
・フリーランスを目指す前にメリットやデメリットを理解する
・複業と副業の働き方の違いを知る
・現在増加しているリモートワークやフリーランスに特化した求人サイトで比較をしてみる


4.終わりに

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社会全体が女性の働き方や生き方の多様化を応援している、そんな時代になってきたからこそ、その追い風に乗っからない手はない。

ロールモデルがいなくて不自由に感じてしまうのは、身近にロールモデルを求めてしまうからかもしれません。
勇気を出して、一歩をふみだせる環境は十分に整いつつあります。

誰だって、始めは未経験です。
受験勉強も社会人も、恋愛、子育て、不妊治療だって誰でも最初は初めてが当たり前。

かく言う私も、ライフステージの変化に悩みキャリアを諦めた一人だったんです。
どん底にいたとき、取引先で出会った人生の先輩にこんな言葉をプレゼントされました。

「生きていく中で、男性よりも女性の方が選択肢が多いということは、けして大変なことではないと思うの。神様が男性よりも女性に経験と能力を多く与えてくれた。素敵なことなんだよ。だから、長い人生の中で一気にすべてを欲ばらずに、一生かけて一つ一つ叶えればいいんだよ。」

当時の私には有り難い言葉で涙が出ました。
そして今、一気に欲ばれる時代へと変化しています。

さあ、自分らしく生きるために、勇気を出してまず第一歩をふみだしてみませんか?

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