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101物語⑤新人時代の先輩のありがたさ

今から20年以上前
私の看護師として、社会人としての
生活がスタートしました。

初めてのひとり暮らし。
誰にも起こされずに起きれるか?
職場まで時間どおり到着できるか?
初めての場所、初めて会う人ばかり。
とっても緊張しました。

私が配属された病棟では
その年の新人看護師は
私だけでした。
励まし合える同士はいませんでしたが
出来具合を比べられる相手がいなくて
よかったと思っていました。

そこで私の指導を担当してくださった
先輩との出会いがありました。

先輩について日々の業務を
教わりました。

毎日新しいことばかり。
患者様も処置も初めてのことが
たくさんで、ひたすらメモ。

たくさんのことを覚えるために
私の中で重要だったのは
「なぜそれをするのか」
理由に納得して初めて理解ができました。

そして、感情が安定していること。
イライラや不機嫌など不安定な人でなくて
本当に良かったです。

そして、患者様への対応がお手本となったこと。
今の私の基準となっています。

そして、仕事の時間以外も励ましてくださったこと。
全く近くに知り合いがいなかった私は
仕事以外で話せる人がおらず不安でした。
食事やお風呂に誘われて
ざっくばらんにお話できたこと
人として距離が近くなったこと
とても嬉しく、励みになり、心強かったです。
先輩目線で見えている光景を
聞くことは、何よりも参考になりました。

毎日ひたすら覚えることに必死で
見てもらいながら一つずつできるようになり
日々頑張っていました。
まずは一通り自分でできるようになろう。
できない私ができるようになるまで
信じて支えてくださった先輩
今の私が看護師として歩めているのは
素晴らしい先輩のおかげなのです。
以下に新人指導の重要ポイントを
お伝えします。

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