「運」とは何なのか?
「運」を啓きたくないか。
天運、大運、幸運、福運、家運、社運、勝運、財運、命運…。
己の「運」を、どうすれば啓けるか。
「運」とは何なのか?
巷では“意思や努力ではどうしようもない巡り合わせ”とある。
“人間の人生は生まれたときから、運に支配されている”という話もあるが、己はどう解釈する?
「いやあ、運は運勢っていうやつがありますよね。持って産まれた運っていうの?生年月日とか、出生地とか、性別とか、血液型とか、容姿とかは運により決定づけられてるっていう話あるけど、本当かどうかは分かりませんね。おみくじ引いたり、占いや手相を見てもらったり、いろいろ本とかネットとかあるけど、どれもこれも曖昧なものばかりで、信じてないけど、時々見たり聞いたりしてしいますよ。」
「決定論的に人間の一生の運勢が出生時に決まっているのか、それとも生まれた時に大体の運勢は決まっていて細部で運勢が上下するのか、また運勢が決定されるメカニズムの問題等、多数の問題点がある。このような非科学的なことは信用できませんね。現在では古典物理学の決定論は否定され、量子論では起きる事象は確率的であるとされていますよ。」
「神社やお寺でのお願いが足りないんじゃないの?もっと具体的に、ご利益や救済をお願いしないと。ほら、お賽銭やお布施が足りないのかもよ!開運のお守りとかも、肌身離さず持ち歩かないと!」…。
運を啓くという意味においても、人間、様々な捉え、いとおかし。
実相はこうだ。
人間、誰しも良い運を持って生まれてきている。
然し、自ら開拓をしないと運は啓けない仕組みになっている。
どれ程、良い運の生まれつきであったとしても、手ぶらでは運は啓けない。
運は自動的には啓かない。
自力で手動で啓くしかないのだよ。
そのことが真理。
従って、いくら神頼みを増やしたところで、運は啓けない。
そのことを肝に銘じ、自分自身の日頃の心掛けを見直し、自力で道を啓きます。
有難う御座います。